アユートは、イヤホンメーカーAZLA(アズラ)の新作イヤホン「AZEL(アゼル)」を、3月20日に発売した。価格はオープンで、同社直販価格は¥6,580(税込)。

画像1: AZLA、自社開発8mm径ダイナミックドライバーを搭載したイヤホン「AZEL」を発売。60kHzまでの超高域再生に対応

 AZELは、ストリーミングやモバイルゲームのサウンドに最適化した自社開発の8mmダイナミックドライバーを搭載した密閉型の有線イヤホン。

 ストリーミングコンテンツで不足しがちな低域を補いつつも(4Hz~)、60kHzという超高域までのワイドレンジ再生を実現しているのが特徴となる。同時に、ノズルフィルターには、高域の抜け(透過性)を向上させることを目的に、フィボナッチパターンを施し、ドライバーの奏でた高音域のサウンドを、そのまま耳に届けるような手法も盛り込まれている。

画像2: AZLA、自社開発8mm径ダイナミックドライバーを搭載したイヤホン「AZEL」を発売。60kHzまでの超高域再生に対応

 また、ハウジングには同ブランドでは初となる金属筐体を採用。金属ブロックからの切削にて成形し、さらに表面にはヘアライン加工を施すことで、高級感も持たせている。

 ケーブルは固定となるが、導電性を高めるべく、銀コートのOFCを使用。72本もの導体を18本ずつに束ねた4芯構造としている。スケルトン被覆の撚線仕様とし、見た目の美しさも演出している。

 なお、AZEL開発者のコメントも届いている。
 AZELはライトユーザーからオーディオ愛好家まで幅広く、ストリーミング環境やモバイルゲームなどマルチメディアコンテンツを高音質で楽しめるイヤホンとして開発しました。チューニングの目標はライトな環境でもしっかりとした音で再生できることです。もちろん DAPなどで使用するとなお良いです。AZELのデフォルトのサウンドの特徴は、高級感のある低音をベースにして女性ボーカルが自然で綺麗に表現出来るようチューニングしました。豊かな低域再生が出来るようにチューニングした理由は、ストリーミング環境やモバイルゲームなど、専門的なオーディオ再生環境に比べて音の品質が落ちるマルチメディアコンテンツでの使用を念頭に置いたものです。比較的出力やダイナミクスが不足しているポータブル機器、ストリーミングやモバイルゲームなど、高音質の音源に比べ低品質音源ソースの再生環境であっても豊かな音を楽しむことができます。さらにフィボナッチフィルターの設計により、高音域の存在感を高めることができました。フィボナッチフィルターは他社のヘッドフォンでも適用されたことありますが、AZLAはそれを参考にしながら独自の設計を行い、AZLAイヤホンでは初となるフィボナッチフィルターを採用してみたところ、高音域によい影響が生じることを発見しました。高音域の表現においては、オーディオ愛好家も満足できるレベルになったと思います。是非 AZELでマルチメディアコンテンツを高音質でお楽しみ頂ければ幸いです。

AZELの主な仕様
カラー:BelugaBlack、OysterGray、Forest Green、Dakota Red
ドライバーユニット:8mmダイナミックドライバー
入力感度:97dB
インピーダンス:24Ω(±10%@1kHz)
周波数特性:4Hz~ 60kHz
質量:約19g(ケーブル含む)
付属品:SednaEarfit Light Shortシリコンイヤーピース(SS / S / MS / M / ML / L)、L/R個別本体用ポーチ、キャリングケース、製品保証書

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