Lucky Sound Technologyから、同社KONG-Xブランドの新製品「KX-980TW PRO」が発表された。市場想定価格2万円弱(税込)で、3月20日の発売予定だ。

 Lucky Sound Technologyは、2014年に創業された、電子機器の開発・生産を行なうメーカーだ。これまで日本や北米向けにODM、OEM生産を行なってきたが、近年はKONG-Xという独自ブランドの製品もリリースしている。KX-980TW PROは完全分離型のワイヤレスイヤホンで、同ブランドとしてはトップモデルに位置づけられる製品となる。

画像1: KONG-Xの完全分離型ワイヤレスイヤホン「KX-980TW PRO」が、3月20日に発売決定。10mmダイナミック型とBAドライバーのハイブリッド構成で、迫力ある重低音を楽しめる

 その一番の特徴は低域用にダイナミック型ドライバーを、高域用にBAドライバーを使ったハイブリッド型を採用している点だろう。

 低域用ドライバーは口径10mmのチタン振動板を採用することで、重低音も豊かに再現でき、かつ立ち上がりのいい低音と切れのいい中域を両立。そこに、可聴域を超えた領域まで再生できる小型BAドライバーを加えている。イヤホンケースはポリカーボネイトを混合した強化ABS製という、重低音仕様になっている。

 また小型化が進むイヤホン開発の中で、音響回路と重低音、超高域にこだわった設計を採用。パイプによる音道などは排除した音質重視の音響設計と電子ネットワークの組合せで、重低音と高域のバランスを工夫したという。

 BluetoothのコーデックはSBC、ACC、aptXに対応。この価格帯でaptXにまで対応しているのは貴重といえるだろう。バッテリー持続時間は本体のみで最大8時間、充電ケースを使えば最大40時間というロングライフを実現。その充電ケースも本革仕様で高級感のある仕上げとなっている。

 また本体には、耳から落ちない脱着式フックを取り付け可能。スポーツや満員電車の中でも外れてなくしてしまうことを防げるはずだ。また防滴構造(IPX5)なので、汗や多少の雨なら心配ない。

 カラリングは、ブラックと濃いネイビーブルーが準備され、イヤホン本体と充電ケース外装を合わせてコーディネートされている。

画像2: KONG-Xの完全分離型ワイヤレスイヤホン「KX-980TW PRO」が、3月20日に発売決定。10mmダイナミック型とBAドライバーのハイブリッド構成で、迫力ある重低音を楽しめる

「KX-980TW PRO」の主なスペック

●使用ユニット:10mmドライバー、BAドライバードライバー
●再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
●インピーダンス:26Ω
●音圧感度:105dB/mW
●Bluetooth対応コーディック:SBC、AAC、aptX
●マルチペアリング:10台(ペリング履歴保持)
●バッテリー持続時間:本体のみ最大8時間、充電ケース使用時最大40時間
※付属品:シリコン材質イアーピース(サイズL/M/S)、脱着式イヤーフック、充電ケーブル、低反発イヤーピースは本体装着(Mサイズ)

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