ベンキュージャパンは、ゲーミング・エンタテインメントプロジェクター「TH585」を2月27日に発売する。市場想定価格は8万円前後だ。

 TH585は、応答速度16ms、フルHD解像度(1080p)、3500ルーメンの高輝度といったスペックを備え、より迫力ある映画やスポーツ観戦、ゲームが大画面で楽しめる製品になっている(投写距離は100インチで約3.32m)。

 最大の特徴は、16msの応答速度による低遅延により、動きのブレや遅れを最小限に抑えることができる点だろう。ディテイルに富んだ大画面映像により、映像の世界に引き込まれるような体験ができ、快適かつ臨場感あふれるゲーム環境を実現する。もちろん映画やスポーツなどの映像鑑賞やゲームなどでも活用できる。

画像: 応答速度16msで低遅延を実現したBenQのDLPプロジェクター「TH585」。映画やスポーツ鑑賞からゲームまで、あらゆるエンタテンイメントをマルチに楽しめる

 さらにRec709カバー率95%の鮮やかな色彩、DLP特有の高コントラストで明瞭なグラフィックスにより、明るい部屋でも高画質な映像を表示できる。加えてBenQ独自のゲームモードでは、画像の表示を最適化することで、暗く影の多いシーンも鮮明に映し、臨場感や没入感を再現するという。

 本体はコンパクトでシンプルなデザインを採用しているので、狭い部屋からリビングまでの様々な空間で快適に映像を楽しめるようになっている。また、デジタル垂直レンズシフトで投写画面の高さが、さらに1.1倍ズームで投写距離も調整できるなど、設置の自由度も高い。

「TH585」の主なスペック

●投写デバイス:DMD
●画素数:フルFHD(水平1920×垂直1080画素)
●輝度:3,500ルーメン
●コントラスト比:10,000対1
●接続端子:ミニD-sub15ピン入力×1、HDMI端子×2、音声用ミニジャック入力×1、ミニD-sub15
ピン出力×1、音声用ミニジャック出力×1、USB Type-A×1(給電専用)
●消費電力:最大340W(待機時0.5W)
●寸法/質量:W312×H110×D225mm/約2.8kg

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