ソニーから、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-H800」が2月29日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥22,000前後となる。

画像: 完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-H800」

完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-H800」

 WF-H800は、同社完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「WF-1000XM3」にも搭載されて好評の高音質技術「DSEE HX」に対応し、携帯性・装着性を高めたコンパクトサイズの製品。同機能をONすることで、本体内蔵の回路によって、いわゆる通常レゾリューションとなるCDや圧縮されたMP3などの音源を、ハイレゾ級(96kHz/24bit)にアップスケーリングすることができる。

 なお、同機能は初期状態ではオフとなっているので、使うには、専用アプリ「Headphones Connnect」をインストールしたスマホなどとペアリングして、機能をオンにする必要がある。

画像: 「DSEE HX」はアプリから操作でONにする

「DSEE HX」はアプリから操作でONにする

 本機のスぺックとしては、搭載ドライバーは6mm径のダイナミック型1基であり、対応コーデックはSBCとAAC。aptXやLDACは見送られた。内蔵バッテリーは、イヤホン単体で約8時間のスタミナ仕様。充電ケースを併用すれば最大16時間の駆動が可能だ。さらに、お急ぎ時には10分の充電で約70分の再生が行なえる、急速充電にも対応している。

 スマホなどとのBluetooth接続は、1000XM3と同じ左右同時伝送方式を採用しており、最適化を施したアンテナと合わせ、高い接続性を実現した、としている。

 デザインは、装着時に耳の窪み部分に本体(ハウジング)がなるべく収まるよう小型化されており、出っ張り部分が少ないため、紐などがひっかかってイヤホンを落とす、といったハプニングを減らせるようになっている。装着時に、耳の窪みの部分の3点でイヤホンを支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」デザインは、1000XM3から引き続き採用されている。

 収納ケースも小型化されていて、持ち運び時にも邪魔にならないよう設計されている。

画像: 右は1000XM3のケース

右は1000XM3のケース

 カラーリングは2トーン仕様となっていて、ハウジング部分レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色をラインナップする。

 なお、本機は2月19日~3月8日まで、全国のソニーストア(全5店舗)で、先行展示&試聴コーナーが設けられる予定だ。

 ちなみに、ソニーストアで、本製品を購入すると「紛失安心サービス」に加入することができる(加入は1000円+税)。これは、期間中(加入後1年 使用は期間中1回)、イヤホン片方を失くした場合(のみ)、補償金5000円(+税)を払うと、新品を補填してくれるサービス。イヤホンを両方失くした場合、収納ケースを失くした場合は、非対応だ。

WF-H800の主な仕様
型式:密閉型
ドライバー:6mm径ダイナミック型
連続再生時間:最大約8時間
充電時間:約1.5時間、収納ケース約3時間
コーデック:SBC、AAC
質量:7.6g、収納ケース約48g

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