リアルアシストから、Kineraブランドのイヤホンの新製品「TYR」が、本日1月24日に発売される。価格は¥2,999(税込)。

画像: Kineraの有線イヤホン「TYR」。ボディは金属製で質感も高い。マットブラック塗装も雰囲気を高めてくれる

Kineraの有線イヤホン「TYR」。ボディは金属製で質感も高い。マットブラック塗装も雰囲気を高めてくれる

 TYRは、同ブランドでは昨年夏に発売された「SIF」と同じく、ダイナミックドライバーを1基搭載した有線タイプの製品。今回はSIFのIEM(インイヤーモニター)風なボディデザインから一転、final風のシンプルな細身のインライン構造となっているのが特徴だ。ろう。

関連記事「SIF」
https://online.stereosound.co.jp/_ct/17288797

 TYRでは、SIFで培った音作りのノウハウを用いて、エントリークラスの製品ながらバランスのよいサウンドを目指して開発を行なったそうで、実際のサウンドも、その音調、音色を楽しめる仕上がりになっている。

 SIFでは、低域の再現に力感を置いた音作りとなっていたが、本TYRでは帯域全体のバランスがなだらかになり、低域から高域までフラットなサウンドが持ち味。ある意味、SIFのBluetoothバージョンである「SIF・B」と同じ音調となったと言っていいだろう。それでいて、高域部分に詰まった印象はなく、下から上までスッとつながったナチュラルなサウンドが楽しめた。

 音場感についてもナチュラルな印象で、価格帯を考慮すれば、かなりの再現性。定位感も目の後ろぐらいにくるなど立派なもの。

画像: 付属品一覧。finalのイヤーピース「TYPE E」が同梱される

付属品一覧。finalのイヤーピース「TYPE E」が同梱される

 搭載ドライバーは6mm径であり、感度は106dBと高く、応答性もよい。最近は、音導管に取り付けるフィルターの形状(穴)が、メッシュタイプではなく、スリットタイプの製品も増えているが、その形状も音の抜けに大きく影響しているのかもしれない。なお、本製品にはイヤーピースが、Kinera製のものと、final製「TYPE E」(3種類)と、計2モデルが同梱されているので、イヤーピースを交換して音色の違いを味わう、といった楽しみ方もできるだろう。

This article is a sponsored article by
''.