NECパーソナルコンピュータから、個人向けパソコンの各種春モデルが発表された。発売は1月下旬より順次。価格はいずれもオープン価格。型番とラインナップは下記の通り。

<ノートパソコン>
LAVIE VEGAシリーズ
LV950/RAL ¥284,800前後 2月下旬発売
LV750/RAL ¥254,800前後 2月下旬発売
LV750/RAS ¥254,800前後 2月下旬発売
LV650/RAL ¥204,800前後 2月下旬発売
LV650/RAL ¥204,800前後 2月下旬発売

LAVIE Note Standard
NS700/RAW ¥189,800前後 1月下旬発売
NS700/RAB ¥189,800前後 1月下旬発売
NS700/RAR ¥189,800前後 1月下旬発売
NS600/RAW ¥164,800前後 1月下旬発売
NS600/RAB ¥164,800前後 1月下旬発売
NS600/RAR ¥164,800前後 1月下旬発売
NS300/RAW ¥139,800前後 1月下旬発売
NS300/RAB ¥139,800前後 1月下旬発売
NS300/RAR ¥139,800前後 1月下旬発売

LAVIE Note Mobile
NW750/RAW ¥159,800前後 1月下旬発売
NW750/RAL ¥159,800前後 1月下旬発売
NW750/RAG ¥159,800前後 1月下旬発売
NW550/RAW ¥144,800前後 1月下旬発売
NW550/RAL ¥144,800前後 1月下旬発売
NW550/RAG ¥144,800前後 1月下旬発売
NW150/RAW ¥109,800前後 1月下旬発売

LAVIE First Mobile
FM150/PAL ¥79,800前後 1月下旬発売

<デスクトップパソコン>
LAVIE Home All-in-one(全8モデル) ¥164,800前後~ 2月中旬発売
<タブレット>
LAVIE Tab E(全4モデル) ¥19,800前後~ 1月下旬発売

 NECパーソナルコンピュータでは昨年来、パソコンを用途に合わせて「プロ」「ホーム」「教育」というジャンルに合わせてラインナップを展開してきたが、今回新たに、プロの中に「VEGA」というシリーズを誕生させた。

画像1: NECパーソナルコンピュータ、個人向けパソコンの春モデルを発表。注目はノートのフラッグシップ「LAVIE VEGA」シリーズ。HDR対応の4K有機ディスプレイを搭載する

 これはモバイル性も加味しつつ、カメラマン(フォトグラファー)やwebデザイナー、映像作家などのクリエイターへ向けて性能を強化したプレミアムノート、という製品だ。“LAVIE史上最高”を標榜しており、LAVIEノートのフラッグシップモデルと言ってもいいだろう。

 一番の特徴は、HDR対応の4K有機ELディスプレイを搭載したところ(NEC初)であり、画面サイズは15.6型で、コントラスト比は100,000:1。当然ながらきっちりと締まった黒色が表現されている。色域はDCI-P3を100%カバーしており、これはAdobe RGBとほぼニアイコール。写真や動画の整理・編集に大いに役立つだろう。輝度は400nits、HDR対応は「HDR10」のみ。

 CPUはそうした映像(静止画)の編集をサクサクと行なえるよう、インテルの第9世代Core i7(9750プロセッサー)を搭載しており、メモリーは16GB(LV950)/8GB(LV750)、SSDはPCIe仕様で1TB(LV950)と512GB(LV750)が選択できる。

 ちなみにBTOでAMDプロセッサーの選択も可能だが(Ryzen 7-3750H、LV650)、こちらはディスプレイがIPSのフルHD液晶仕様となる。

 キーボードの左端には、「Word」や「Excel」「Lightroom」など5つのソフトのショートカットを割り当てられる「プロキー」(ボタン)が新設されており、拡大・縮小、編集設定をペーストなど使用頻度の高い機能を1ボタンで実行できるようデザインされている。なお、担当者曰くこのプロキーボタンの搭載で、キーボード全体が右にオフセットされたことで、タッチパッドのセンターとキーボードのセンター(GHキー)が一致したそう。写真編集・管理ソフト「Adobe Creative Cloudフォトプラン」を一年間利用できるライセンスキーが標準添付されている。

 また、VEGAシリーズのトップモデル(LV950)にはデザインへのこだわりも投入されており、天面は見た目も美しい鏡面仕上げのプレミアムガラス仕様となっている(最新のGorilla Glass 6+Vibran加工)。その他のモデルはアルミ天板となる。

 その他、バッテリー持続時間は約10.5時間~、接続端子はUSBタイプAがなくなり、タイプC×2、Thunderbolt 3×2(インテルモデルのみ)、microSDカードスロット、3.5mmステレオミニジャックとなる。Wi-Fi 6にも対応する(インテルモデルのみ)。

 一方、ホームに属するデスクトップシリーズでは、本体とディスプレイが一体化したHome All-in-oneシリーズが新しくなった。同社がカフェボードデザインと称する、正面から見た時に画面しか見えない形状が特徴だ。本体色はブラックとホワイトの2色。画面サイズは27型と23.8型の2種類をラインナップする。

画像2: NECパーソナルコンピュータ、個人向けパソコンの春モデルを発表。注目はノートのフラッグシップ「LAVIE VEGA」シリーズ。HDR対応の4K有機ディスプレイを搭載する

 特徴は27型モデルに搭載された「Crystal Sound Display」だろう。かつてNECは平面スピーカーをラインナップしていたが、こちらはソニーの有機ELディスプレイと同じく、背面に設置されたアクチュエーターで画面(こちらは液晶パネル)を振動板に見立てて音を出す仕様となっている。ヤマハ製のオーディオエンジンによって、音が画面の正面だけではなく、パソコンの周囲360度に広がる「360°モード」も楽しめる。これには音楽メインの「BGMモード」と、ラジオなどの声がメインの「ボイスモード」が選択できる。キーボード上部に専用ボタン(360°)がある。

 また、LAVIEのオリジナルソフト「LAVIE AIエージェント」によって、従来モデルではパソコンの起動を音声で指示することができたが、本シリーズでは、シャットダウンまで行なえるように進化している。

 なお、本モデルのHDMI端子は入力にも対応するので、本機の画面をゲームプレイ時のモニターとしても使うことができる。

 タブレットの新製品は全4モデルで、LAVIE Tab Eシリーズとして7、8、10インチをラインナップする。従来モデルは、10インチ・スタンダードタイプの「TE410J」を除いて販売終了となる。OSはAndroid 9。いずれも新筐体となっているので、専用カバーなども一新される。

 注目は10インチの「TE710/KAW」で、フルセグチューナーが内蔵されており、モバイル時でも比較的大きな画面で、TV放送を楽しむことができる。

画像3: NECパーソナルコンピュータ、個人向けパソコンの春モデルを発表。注目はノートのフラッグシップ「LAVIE VEGA」シリーズ。HDR対応の4K有機ディスプレイを搭載する

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