ELAC(エラック)の500LINEがモデルチェンジ。新製品「Concentro S 507」が発表された。2020年2月の発売で、価格は¥1,800,000(ペア、税別)となる。

 Concentro S 507は、「FS 507 VX-JET」の後継モデルという位置付けで、その名が示す通りコンチェントロシリーズの設計思想が反映された製品だという。ラップアラウンド・バッフルやJETコアキシャル・ドライバー、そしてウーファーを側面にマウントしながらも、自然で控えめなデザインにまとめられているのも特長となっている。

画像: エラック500LINEの新製品「Concentro S 507」が2月に発売決定。新しいJET 5cトゥイーターを採用した「stepX-JET」同軸ドライバーに注目

「Concentro S 507」の主な特長

新型ドライバーの採用
 同社のスピーカーとして初めて「stepX-JET」を採用。これまでのVX-JETドライバーの進化系とも呼べるユニットで、新しいJET 5cトゥイーターとアルミニウム振動版ミッドレンジとの同軸構成となる。

 VX-JETでは、リアバッフルに取り付けられたダイアルを回転させることで同軸ユニット全体を前後に移動させて指向特性コントロールする機能を備えていたが、Concentro S 507では付属する3種類のDCR(指向性制御リング)を交換することで同様の調整が可能となっている。

4サイドファイアー・ロングストローク・ウーファー
 キャビネット側面に片側2基、合計4基の150mm径ロングストローク・ウーファーを装備。Impluse Compensated Designにより機械的振動を制御することで余裕あるクリーンな低音再生を可能にしている。

ハイヒール・タイプの印象的なボトム・アセンブリ
 「VELA」シリーズ同様、キャビネット底面にダクトを設けることで、壁の影響を受けにくくセッティングの自由度を高めた。その特徴的な脚部によってハイヒール・タイプのシルエットを演出している。

「Concentro S 507」の主なスペック

●形式:4ウェイ6スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:150mmコーン型ウーファー×4、180mmコーン型ミッドレンジ×1、130mmコーン型ミッドレンジ+JET 5cトゥイーター同軸×1
●クロスオーバー周波数:120Hz、400Hz、2.6kHz
●再生周波数帯域:24Hz〜50kHz
●能率:88dB/2.83V/m
●インピーダンス:4Ω(最低保証値3.0Ωat 360Hz)
●寸法/質量:W270×H1220×D380mm(スパイク含む)/37kg
※カラリング:ブラックハイグロス/ホワイトハイグロス

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