DELA

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 メルコシンクレッツのブースには、DELAブランドのハイレゾ対応機器がずらりと並んでいる。同ブランドではミュージックライブラリーの「N1A」や「N1Z」について、Webリモコン機能やローカルディスプレイを搭載した新モデルをリリースしており、それらの製品が展示されていたわけだ。

 さらにネットワークスイッチの「S100」(¥138,000、税別)も来場者の関心を集めていた。こちらは100Mbpsと1000MbpsのLANポートを各4口と、SFPポート(光ケーブル用)を2口備えたネットワークハブで、ミュージックライブラリー(NAS)やハイレゾプレーヤー等をLANケーブルでつなぐ際の品質を担保し、再生音質を向上させるデバイスとなる。

 S100は発表以来大きな反響があったそうで(11月上旬の発売予定)、既に予想以上の予約も入っているようだ。

HUAWEI

画像: HUAWEI

 14Fのロビーには、HUAWEIもブースを出展している。そこには、以前試聴リポートをお届けした「FreeLace」に加えて、IFA2019で参考展示されていた完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3」も並んでいた。

 FreeBuds 3は、ノイズキャンセリング機能を搭載した小型イヤホンで、BluetoothのコーデックはSBCとAACに対応している。本体とケースは密度感の高い造りで、手に持つとずしりとした感触がある。イヤホン部分は若干小さめなので、うっかりすると落っことしてしまうのではないかと心配したが、予想以上に安定感があり、装着して歩いてもまったく不安はなかった。

 HUAWEIのスマホ「P30 Pro」とペアリングしてデモ機の音を聴かせてもらったが、女性ボーカルが綺麗に響いて、ベースの胴の響き、低音感も豊かだ。ノイズキャンセリングをオンにすると、確かに周囲のノイズも気にならなくなった。

オヤイデ

画像: オヤイデ

 オヤイデ電気のブースには、USB Type-CとType-B(角形)の変換ケーブル「d+USB Type-C class B」が参考展示されていた。

 最近のノートPCは、電源を含めてUSB Type-Cコネクターしか搭載していないモデルが中心になっている。現行のUSB DACの入力はほとんどがUSB TypeB(角形)なので、そういったPCでハイレゾ再生をしたいと思った場合はType-CをType-Aに変換しなくてはならない。

 現状ではPC用の変換アダプターを使うしかないが、それで音質に影響がないのかは気になるところだ。今回のd+USB Type-C class Bは、オーディオグレードの品質に仕上げられているというから、Type-CのPCでハイレゾ再生をしようと考えている方は、会場でチェックしてみるといいだろう。

 線材は銀メッキOFCで、太めの素材を使用、コネクター部には金メッキを施こすなど気配りも細かい。発売は11月8日で、価格は70cmが¥3,600、1mが¥3,800、2mが4,800(いずれも税別)。

コルグ

画像: VOXブランドの「VH-Q1」

VOXブランドの「VH-Q1」

画像: コルグブランドの「NC-Q1

コルグブランドの「NC-Q1

 コルグは11月2日に「秋のヘッドホン祭り2019」会場において、新製品発表会を開催。コルグブランドの「NC-Q1」とVOXブランドの「VH-Q1」をリリースした。

 どちらも新規開発したドライバーユニットを搭載し、その他の基本パーツ等も共通の兄弟モデルとなる。さらにノイズキャンセリング機能を内蔵している点も同じだ(外部マイクを使ったアクティブ型)。

 兄弟モデルではあるが、ブランドによって音の方向性を変えている。まずコルグのNC-Q1はDJ用にも使えるような音を狙っており、ノイズキャンセリング機能をワンタッチで片方だけオフにできるといった便利機能も搭載している。

 VOXのVH-Q1は、楽器演奏者に使われれることも多いとかで、音楽鑑賞にも向いたチューンがされているのかもしれない。ノイズキャンセリング・オンで外音取り込みをした際に、その音にEQ(イコライザー)をかけることもできる。

ラディウス

画像: 「HP-NX30」

「HP-NX30」

画像: 「HP-NX20」

「HP-NX20」

 ラディウスブースでは、11月8日に発売されるイヤホンの新製品「HP-NX20」(市場想定価格¥4,899前後)と「HP-NX30」(市場想定価格¥7,980前後)の試聴ができるようになっている。

 両モデルとも10Hz〜45kHzが再生できるハイレゾ対応機で、搭載されたドライバーはFLW(Floating Lead Wire)構造を採用。雑味がなくトランジェント再現に優れ、はっきりとした音像と定位を実現するという。

 このユニットは既に同社のBluetoothイヤホンに搭載されていたもので、それを有線タイプに変更することで、手ごろな価格でハイレゾの魅力を楽しめる製品を実現したわけだ。音の方向性としてはNX20は高域を活かしたサウンドで、NX30は低域を感じてもらえるように仕上げているそうだ。

 また同社のハイレゾ再生アプリ「NePLAYER」のアップデートも発表された。NePLAYERは音楽ストリーミングのspotifyなどが再生できるが、今回新たにAmazon Musicにも対応するそうだ(Amazon Music HDには非対応)。アップデート時期は今月末を予定している。

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