FOCALの新ベーシックライン「CHORA」シリーズが11月下旬から順次発売される。新開発の振動板素材を使ったミッドレンジ＆ウーファーユニットを搭載

　ラックスマンから、FOCAL（フォーカル）ブランドの新ベーシックライン「CHORA」（コーラ）シリーズが発売になる。ラインナップは以下の3モデルで、すべて11月中旬の発売予定。3機種ともに、ブラック（B）、ダークオーク（DO）、ライトオーク（LO）の3色を準備している。

Chora 806　￥98,000（ペア、税別、11月下旬発売）
Chora 816　￥196,000（ペア、税別、2020年初春発売）
Chora 826　￥220,000（ペア、税別、11月下旬発売）
※オプション：806専用スタンドChora 800 Stand　￥38,000（ペア、税別、ブラックのみ、2020年初春発売）

　CHORAシリーズに搭載されたユニットは、新たに開発された16.5cmのSlatefiberconeをミッドレンジとウーファーの振動板に搭載。Slatefiberconeは炭素繊維に熱硬化性ポリマーを含浸して成形した複合材で、軽量かつ剛性が高く、優れた振動減衰特性を持っている。音響機器装置での採用はFOCALが世界初となるそうだ。

　高域用には、特許を取得したM字型トゥイーターを搭載した。振動板素材はアルミマグネシウムを採用し、軽量・高剛性・優れた減衰特性を兼ね備え、より一層の低歪みを実現した独自のトゥイーターユニットとなる。2,000Hz から3,000Hz 帯域の歪みを大幅に改善し、伸びやかで素直な高域を獲得したそうだ。

「Chora806」の主なスペック

●形式：2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット：25mm TNF Al/Mgインバーテッド・ドーム・トゥイーター、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー
●クロスオーバー周波数：3kHz
●インピーダンス：8Ω
●出力音圧レベル：89dB
●再生周波数帯域：58Hz〜28kHz
●寸法/質量：W210×H431×D270mm/7.35kg

「Chora816」の主なスペック

●形式：2.5ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット：25mm TNF Al/Mgインバーテッド・ドーム・トゥイーター、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー、16.5cmスレートファイバー・ウーファー
●クロスオーバー周波数：270Hz、2,700Hz
●インピーダンス：8Ω
●出力音圧レベル：89.5dB
●再生周波数帯域：50Hz〜28kHz
●寸法/質量：W303×H1,023×D388mm/18.5kg

「Chora826」の主なスペック

●形式：3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット：25mm TNF Al/Mgインバーテッド・ドーム・トゥイーター、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー、16.5cmスレートファイバー・ウーファー×2
●クロスオーバー周波数：270Hz、2,700Hz
●インピーダンス：8Ω
●出力音圧レベル：91dB
●再生周波数帯域：48Hz〜28kHz
●寸法/質量：W303×H1,053×D388mm/21.15kg