サンバレー

 サンバレーブースでは毎年恒例、充実した試聴会(デモ)が楽しめる。写真のようにほぼさまざまなラインナップがあるので、時間を確認して参加するといいだろう。注目は1616シリーズで、来場者限定特価モデル(10%オフ、各5台限定)もラインナップされていた。新製品としては、CRタイプの真空管フォノイコライザー「SV-EQ1616D」。価格未定ながら来春発売予定だという

画像: ▲充実した試聴スケジュール

▲充実した試聴スケジュール

画像1: ▲試聴システム

▲試聴システム

画像: ▲少し分かりにくいが、一番奥に置いてあるのが真空管フォノイコライザーの新製品「SV-EQ1616D」

▲少し分かりにくいが、一番奥に置いてあるのが真空管フォノイコライザーの新製品「SV-EQ1616D」

画像: ▲1616シリーズ

▲1616シリーズ

▲キット品もラインナップ。組み立て指示書も詳しく記述されており、1ヵ月ほどで完成するという

イーケイジャパン

 イーケイジャパンでは、KT88を出力管に使用したシングル真空管アンプキット「TU-8800SV」に注目。天面にある切り替えスイッチで、真空管(五極管、ビーム管)に合わせた動作モードを選択できるのが特徴。価格は¥96,000~¥128,000(税別)。

画像: ▲12.5W+12.5Wの出力を持つ真空管アンプ(キット)「TU-8800SV」

▲12.5W+12.5Wの出力を持つ真空管アンプ(キット)「TU-8800SV」

ムジカノート

 ムジカノートでは、ユニットの周囲に漆喰を配置した各種スピーカーの試聴会を実施。注目は近々販売が始まるという「ムジカノート・テクノロジー・シリーズ(仮)」。キットと完成品の2種類をラインナップし、スピーカーユニットの振動をBOX全体で吸収する「ダンプドウォール技術」の採用で、クリアなサウンドを奏でるという。適合ユニットは口径10cm品で、MarkAudio「CHP70」、Pluvia「7PHD」、Visaton「FR10」などが推奨となる。

画像: ▲フロントに漆喰をあしらったスピーカーシリーズ

▲フロントに漆喰をあしらったスピーカーシリーズ

▲新製品「ムジカノート・テクノロジー・シリーズ(仮)」。予価は、キット(ユニット別)で5~7万円前後、完成品(CHP70使用)で10万円前後

アストロ電子企画

 アストロ電子企画ブースでは、背面開放型スピーカー「SP-16PROW」を使って試聴デモを実施。300B管を使った、同社最高峰というパワーアンプ「AS-4300BVIPSP」を使って再生していたが、パーツの入手が困難になっているそうで、展示品が最後の1台になるそうだ(¥2,200,000+税)。

画像2: ▲試聴システム

▲試聴システム

画像: ▲上段左端がパワーアンプ「AS-4300BVIPSP」

▲上段左端がパワーアンプ「AS-4300BVIPSP」

画像: ▲右側にあるカラフルな筒状のものが、無酸素銅を使ったシールド管。売れ行きも好調という。一つあたり400gほどあり意外とずっしりとくる

▲右側にあるカラフルな筒状のものが、無酸素銅を使ったシールド管。売れ行きも好調という。一つあたり400gほどあり意外とずっしりとくる

▲背面開放型スピーカー「SP-16PROW」¥300,000(ペア、税別、スタンド別)

▲開放型なので、背面からはユニットが見える

橋本電気

 橋本電気では、小出力アウトプットトランスに、2段増幅用モデル「H-203D」「H-507D」をラインナップ(従来は3段増幅)。周波数特性は45Hz~100kHzを持つので、NF、無帰還、どちらにも対応するという

画像: ▲価格は各¥21,780+税

▲価格は各¥21,780+税

GIP Laboratory(GLPラボ)

 GIP Laboratoryでは、永久磁石を使った「GIP Monitor-A」スピーカーと、電磁石を使った「GIP-5006」スピーカーの聴き比べを実施していた。アンプには、銀箔を巻いたトランスを搭載しているSILBATONEACOUSTICS製のものを使用していた。

画像: ▲右側が「GIP Monitor-A」。¥3,190,000(ペア、税込)

▲右側が「GIP Monitor-A」。¥3,190,000(ペア、税込)

画像: ▲SILBATONEACOUSTICSの製品

▲SILBATONEACOUSTICSの製品

アムトランス

 アムトランスブースでは、MarkAudioの各種スピーカーの試聴デモを開催していた(13日AM)。メインアンプは「Tu8200アムトランスモデル」だ。

画像: ▲試聴に使われていたスピーカー群

▲試聴に使われていたスピーカー群

画像: ▲マークオーディオの8cmユニット「Alpair5v3」を使った新開発のアクティブスピーカー「Duo5アクティブ」。来年1月の発売を予定している。価格は¥130,000(ペア、税別)前後という。仕上げはブラックチェリーとウォールナットの2種類をラインナップするという

▲マークオーディオの8cmユニット「Alpair5v3」を使った新開発のアクティブスピーカー「Duo5アクティブ」。来年1月の発売を予定している。価格は¥130,000(ペア、税別)前後という。仕上げはブラックチェリーとウォールナットの2種類をラインナップするという

Cubic Sp Lab

 小型スピーカーでのいい音を追求しているCubic Sp Labでは、既発のニアフィールドスピーカー「10cm雅」の改良版となるニュー「10cm雅」を発表。ユニット自体の換装と筐体の奥行の延長によって、低域の再現性を向上させたのが特徴という。価格は¥34,800(ペア)。専用の3本脚スタンドも用意している(¥16,800ペア)。

▲ニュー「10cm雅」。フルレンジ1発ながら、低域から高域まで豊かな音場感で再現していた

▲試聴会では新旧「10cm雅」の聴き比べを行なっていた

画像: ▲ユニット取付用に開けた穴から出た廃材?を利用して作ったカートリッジ置き「シングル・トップくるくる」(¥4,980)。10本のカートリッジを収納できる

▲ユニット取付用に開けた穴から出た廃材?を利用して作ったカートリッジ置き「シングル・トップくるくる」(¥4,980)。10本のカートリッジを収納できる

栄光電子

 オリジナルの真空管アンプなどを製作している栄光電子では、より高い出力を実現した管球式パワーアンプ「6CA7PP」(¥340,000税込)の展示&試聴会を実施。汎用性の高い6CA7(EL34)、12AU7(ECC82)、12AT7(ECC81)を使うことでコストを抑えたという。周波数特性は15Hz~30kHz。受注生産で、納期は30日ほどとか。

画像: ▲35W+35Wの出力を実現した管球式パワーアンプ「6CA7PP」

▲35W+35Wの出力を実現した管球式パワーアンプ「6CA7PP」

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