テクニクスから、ブランド初のイヤホンとなる「EAH-TZ700」が11月15日に発売される。価格は¥120,000(税別)。

画像: テクニクス初のイヤホン「EAH-TZ700」

テクニクス初のイヤホン「EAH-TZ700」

 EAH-TZ700は、業界初となる磁性流体を用いたダイナミック型ドライバー「プレシジョンモーションドライバー」を搭載した有線タイプのイヤホンで、10mm径のドライバー1基で、3Hz~100kHzまでの超広帯域の再生を可能にしたのが特徴。

 振動板には、スピーカーのトゥイーターで使い慣れたアルミニウムを用い、その振動板のストローク精度を向上させるために先述の磁性流体を用いることで、1ドライバーでの広帯域再生を実現した。滑らかな動作によって、歪の低減も図られている。さらに、振動板後部には空気の流れを制御するエアコントロールチャンバーも設けられており、振動板のスムーズな動作にも寄与している。

 なお、ハウジングには軽量なマグネシウムダイカストを用い、本体後部には装着性を高めるよう切り欠きを設けた形状としている。ちなみに、ポート(こちらはチタン製)とドライバーはインライン(一直線)に配置され、振動板から発せられた音をまっすぐ放射するよう設計されているのも特徴となる。

画像: ハウジング後部に切り欠きを設けることで、装着性を高めている

ハウジング後部に切り欠きを設けることで、装着性を高めている

画像: テクニクス、ブランド初のイヤホン「EAH-TZ700」を11月15日に発売。ダイナミックドライバー基で、3Hz~100kHzまでの超広帯域再生を可能にしたハイエンドモデル

 ケーブルは脱着(リケーブル)可能で、アンバランス(プラグ:3.5mmステレオミニ、L字)とバランス(プラグ:2.5mm4極、L字)の2本を同梱。コネクターはMMCX仕様だ。ケーブルの芯線には、高品位無酸素銅・PCUHDとOFCのハイブリッドタイプ品を採用し、本製品に合わせたチューニングが施されているという。

画像: イヤーピースは、ノーマル(円形)タイプ(上)とオーバル(楕円)タイプの2種類を同梱。サイズはともにS/M/L/XLの4タイプを備える

イヤーピースは、ノーマル(円形)タイプ(上)とオーバル(楕円)タイプの2種類を同梱。サイズはともにS/M/L/XLの4タイプを備える

EAH-TZ700の主なスペック
ドライバー:10mm径プレシジョンモーションドライバー
再生周波数帯域:3Hz~100kHz
インイーダンス:19Ω
音圧感度:108dB/mW
最大入力(IEC):100mW
質量:約7g(本体のみ)
付属品:着脱式コード(バランス、アンバランス各1、ケーブル長120cm)、イヤーピース(ノーマルタイプ S/M/L/XL)、イヤーピース(オーバルタイプ S/M/L/XL)、キャリングケース

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