Amazonから、新しいAmazon Echoシリーズが4モデル発表された。今回登場した新製品の型番と価格、主な機能は以下の通り。

Echo Studio¥24,980(税込)
 没入感のあるサウンドを実現する5つのスピーカーと、部屋の特性に応じて最適な音楽体験を提供する自動調整機能、さらにZigbee対応スマートホームハブを内蔵したシリーズ最上のスマートスピーカー。

Echo(第3世代)¥11,980(税込)
 第2世代から一新されたファブリック調の外観デザインに加え、さらに良質なサウンドを実現した新世代のEcho。

Echo Flex¥2,980(税込)
 宅内の様々な場所に設置でき、手軽にAlexaを体験できるプラグイン式のスマートスピーカー。

Echo Dot with clock¥6,980(税込)
 時刻や外気温、タイマー、アラームなどを表示するLED時計搭載の新しいEcho Dot。

画像: Echo Studioと内部構造図(右)

Echo Studioと内部構造図(右)

 まずEcho Studioは、没入感のある3Dオーディオ、Fire TVとのペアリングも可能なスマートスピーカーだ。5つのユニットを内蔵しており、5.25インチウーファーと最大出力330Wのパワーアンプが重厚感のあるサウンドを再現する。さらに、1インチトゥイーターと、ダイナミックな中音域や切れ味のある高周波数帯の再生が可能な2インチミッドレンジを3基搭載しているそうだ。

 加えて、自動的に設置された空間の音響特性を感知し、最適な音質でのオーディオ再生を微調整できるため、部屋のどこに置いても存分に機能を発揮する。先日スタートした配信サービスのAmazon Music HDを使い、高音質なロスレスオーディオも再生できるという。

 さらにEcho Studioは、シリーズで初めてDolby Atmosとソニーの360 Reality Audioを採用し、音に包まれるような没入感ある3Dオーディオを体感できる点もトピックだ。Echo Studioでこれらの楽曲を再生すると、まるでアーティストが目の前にいるかのような音楽体験もできるだろう(音源は後日発売予定)。

 またEcho Studioは、Zigbee対応のスマートホームハブも内蔵しており、対応するスマートホームデバイスを制御できるため、リビングルームでの活用の場も広がりそうだ。

画像: Echo(第3世代)モデルは、4色の仕上げを準備

Echo(第3世代)モデルは、4色の仕上げを準備

 第3世代となったEchoは外観デザインを一新し、ファブリック調のチャコール、ヘザーグレー、サンドストーン、そして新色のトワイライトブルーという4色の本体カラーを備える。音質面では、3インチウーファーなどEcho Plus(第2世代)と同様のスペックを備え、力強い低音再生はもちろん、中高音域でもさらに細やかなサウンドを再現できるようになっている。

画像: 壁コンセントに直接挿して使う、Echo Flexも登場

壁コンセントに直接挿して使う、Echo Flexも登場

 Echo Flexは家庭の様々な場所に設置できる新しいタイプのEchoデバイスで、コンセントに直接差し込めるので、電源ケーブルが邪魔になりがちな家の廊下やキッチンといった場所での利用に適している。

 Echo Flexから、対応するスマートホームデバイスの操作や別室へのアナウンスができる他、各種の呼びかけに対する応答も内蔵スピーカーを通じて確認可能だ。また搭載されたUSBポートでスマートフォンや各種アクセサリーを充電できるほか、別売のスマートナイトライトやモーションセンサーも準備されている。

画像: ひとめでわかる時計機能を備えたEcho Dot with clock

ひとめでわかる時計機能を備えたEcho Dot with clock

 Echo Dot with clockは、その名の通りEcho Dotの前面にLED時計を搭載した製品で、寝室のサイドテーブルや キッチンカウンターなどでの利用に最適だ。LEDの明るさは、部屋の明暗に応じて自動的に調整されるし、天気を確認すれば外気温が、タイマーを設定すれば残り時間が表示されるなど、情報確認にも便利だろう。アラームが鳴っている最中にデバイスの上部をタップすれば、スヌーズ機能が動作する。

Alexaに新機能も追加された

 なお今回、Echoシリーズの新製品に加えて、Alexaの新機能も発表されている。

 例えば、朝家族を起こしたくない時などに、Alexaにささやき声で話しかけると、Alexaもささやき声で応答してくれるようになる(年内の提供開始を予定)。他にも、Alexaが家族や親しい友人など指定した連絡先との通話に最適な時間を見つけてお知らせしてくれる機能や、ユーザーがAlexaから聞いた応答の透明性をより高めるための新機能も提供する予定だという。

 また先般話題となった音声録音についても、自動削除設定が可能になった。「アレクサ、今日しゃべったことを全部削除して」「アレクサ、最後の録音を消して」と呼びかけて音声履歴を削除するだけでなく、3ヵ月または18ヵ月以上経過した自分の音声録音を、期間を選択した上で、継続的かつ自動的に削除する設定も可能になるそうだ。この機能は、日本では年内に提供開始となる予定だ。

 本日発表された新しいAmazon Echoシリーズは、既に同社サイトで予約受付をスタートしている。発売は第3世代 EchoとEcho Dot with clockが10月16日(水)、Echo Flexは11月14日(木)、そしてEcho Studioは12月5日(木)を予定している。

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