2017年末、東京「草月ホール」において開催されたアルヴァ・ノト + ニロ、クリスチャン・フェネス、フランチェスコ・トリスターノ、坂本龍一の演奏による『グレン・グールド・ギャザリング』。このコンサート映像を収めたブルーレイディスクの発売を記念して、「TOHOシネマズ日比谷」のサラウンドシステムで観賞できるディスク付特別上映チケットが「ドリパス」で販売されている。
『グレン・グールド・ギャザリング』は弊社『プロサウンド』で連載ページを持つ、レコーディングエンジニアのオノセイゲン氏がDSDレコーダーを駆使して音声を収録。すでに2枚組SACD/CDのハイブリッド盤（ソニーSICC19030)に加え、ハイレゾ音源がDSDとFLACで配信中だ。そのコンサートの映像版が来たる10月2日、坂本龍一率いる「コモンズ」からブルーレイディスク（RZXM86939～40）として単体リリースされるが、「TOHOシネマズ日比谷」で開催が予定されている特別上映会はいわば先行販売のスペシャルパッケージとなる。ディスクに収録されるサラウンドミックスは、ステレオ音声と同じくオノセイゲン氏が担当する。「ドリパス」で販売開始されているディスク付チケットは、劇場のスクリーンと合わせて、最高峰ともいえるサラウンド環境においてオノセイゲン氏の生み出したサラウンドサウンドが味わえるまたとない機会となる。
「ドリパス」で販売される特別仕様のパーッケジは来場者限定の演奏写真も付属
予定されている特別上映会は2回。
9月24日 19：00～ 申込みページ
https://www.dreampass.jp/e2080
9月24日 21：00～ 申込みページ
https://www.dreampass.jp/e2081
「ドリパス」はチケットが一定数売れると企画が実現する。
各￥10,000（税込）。申込み締切は9月16日（祝）11時まで。
なお、特別上映会が予定されている「TOHOシネマズ日比谷」の「スクリーン１」は、株式会社ジーベックス／株式会社イースタンサウンドファクトリーが共同で音響システムを導入した劇場として知られる。この劇場で公開された昨年末の大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観賞した某ミュージシャンが、音抜けが抜群にいいカスタムメイドの音響システムの音に強く惹かれ、自身のユニットのコンサートにおけるPAシステムを発注したとか。この「スクリーン1」なら、奥行き方向のみならず天井方向にまできちんと神経の行き届いた『グレン・グールド・ギャザリング』の秀逸なサラウンド音響が、思う存分に体感できるに違いない。
インフォメーション
https://commmons.com/
