ミックスウェーブは、米ワシントン州バンクーバーに本社を構える、プロミュージシャンやオーディオファイル向けIEM(インイヤーモニター)メーカー「64 AUDIO(64オーディオ)」の限定生産モデル「Fourte Noir(フォルテ・ノワール)」および「Fourte Noir "Signature Collection"」を8月30日に発売する。価格はオープンで、想定市場価格はいずれも¥421,000前後。なお、生産台数はFourte Noirが500台、Fourte Noir "Signature Collection"は10台となる。

画像: 「FourteNoir」

「FourteNoir」

 Fourte Noirは、同ブランドのフラグシップモデルである「tia Fourte(ティア・フォルテ)」にも用いられた筐体設計を駆使した限定生産モデル。同ブランドのオリジナル技術でもあるapex(Air Pressure Exchange)を用い、小型スピーカーが外耳道の密封された空間に発生させる空気圧(音圧)をなくすことで、クリアーなサウンドを実現したという。

 また、銀素材を含んだムンドルフ社製のはんだの使用で、内部回路の電導率を改善し、加えて、ダイナミック型ドライバーに再チューニングを施すことで、低域の再現性を改善している。加えて、付属の8導体イヤホンケーブルは、より低いインピーダンスを実現することで、高域特性も改善しているそうだ。

 さらに、64 AUDIOの新技術「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」の搭載も特徴となる。これは、本モデルに搭載されているバランスドアーマチュア型ドライバー(BA型ドライバー)から発せられる音を、音導管を使用することなく直接、耳まで届けるもの。結果、音導管内部で起こる音の共鳴問題や減衰など、音を悪くする要素を排除することが可能となり、ドライバーの持つポテンシャルを最大限発揮させることができる、としている。

 付属ケーブルには、銀メッキ銅導体を8本使用した製品を同梱し、コネクターはカスタム2ピン、プラグは2.5mm4極バランスとしている。3.5mmステレオミニへの変換プラグも付属する。

Fourte Noirの主な仕様
イヤホン筐体(フェイス):パティーナ仕上げ銅製フェイスプレート
イヤホン筐体(ボディ):アルミニウム筐体
ドライバー:ハイブリッド型(Hybrid 型)
ドライバー構成:4 ドライバー、Low (Dynamic)×1、tia Mid×1、Mid/High×1、tia High×1
クロスオーバー:4 ウェイ・クロスオーバー
採用独自技術:tia HIGH DRIVER、tia TECHNOLOGY、tia SINGLE-BORE DESIGN、apex TECHNOLOGY
周波数特性:5Hz~22kHz
インピーダンス:10Ω
感度:114dB
遮音性:-20dB internal apex technology
付属品:64 Audio Personalized Protective Case、Dehumidifier、Cleaning Tool、Shirt Clip、TrueFidelity Eartips (S,M,L)、Silicone Eartips (S,M,L)、2.5mm balanced 8 braided Premium Cable、2.5mm adapter to 3.5mm
angled connector、Round Sticker、製品保証書(1年間)

画像: 64 AUDIO、オリジナル技術を存分に投入し、クリアーなサウンドを実現したIEM「Fourte Noir」を8月30日に500台限定で発売。オーナーのサイン入りモデルも10台用意

 Fourte Noir "Signature Collection"は、FourteNoirのイヤホン筐体に64AUDIOのオーナー兼チーフサウンドエンジニアでもある「Vitaliy Belonozhko(ヴィタリー・ベロノシュコ)」氏のサインが印字された限定モデル。日本向けに限定10台が販売される。

画像: 「Fourte Noir "Signature Collection"」

「Fourte Noir "Signature Collection"」

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