ロジクールが展開するランナー向けスポーツイヤホンブランドJaybirdから、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「Jaybird VISTA」が8月8日より順次発売される。本体カラーでブラック、グレー、ミネラルブルーの3色をラインナップし、ブラックが8月8日、グレーは8月22日、ミネラルブルーは10月25日の発売となる。価格はオープンで、同社通販サイト価格は¥23,880(税別)となる。

画像: Jaybirdの完全ワイヤレスイヤホン「Jaybird VISTA」

Jaybirdの完全ワイヤレスイヤホン「Jaybird VISTA」

画像1: Jaybird、ランナー向けの完全ワイヤレスイヤホンに軽量化と装着性、再生時間にこだわった「Jaybird VISTA」を8月8日より順次発売。辻麻結子ランナーは「付け心地がすごくいいです」と絶賛
画像: イヤーチップ一体型のイヤージェルでイヤホン本体のほとんどをカバーする構造。イヤーチップ部のみの交換は不可

イヤーチップ一体型のイヤージェルでイヤホン本体のほとんどをカバーする構造。イヤーチップ部のみの交換は不可

 Jaybird VISTA(以下、VISTA)は、ランナー(スポーツ)向けの完全ワイヤレスイヤホンで、本体は水没にも耐えるIPX7に準拠しており、汗などで汚れても丸洗いできる利便性を持つ。

 同じ完全ワイヤレスイヤホンで現行モデルの「RUN XT」のスポーツ利用時の特徴を受け継ぎつつ、より小型・軽量化、そしてバッテリーの長時間化を達成したのが本モデルの特徴という。

画像2: Jaybird、ランナー向けの完全ワイヤレスイヤホンに軽量化と装着性、再生時間にこだわった「Jaybird VISTA」を8月8日より順次発売。辻麻結子ランナーは「付け心地がすごくいいです」と絶賛

 RUN XTよりもイヤホン本体のバッテリー持続時間を+2時間の最長約6時間を達したのに加え、充電機能付きの収納ケースを併用すれば、最長16時間の使用が可能という。さらに、同ブランドの特徴でもある急速充電にも対応しており、5分の充電で約1時間使えるようになる。

 今回は、イヤホン本体を覆うイヤージェルを新開発(弾力性がある)。イヤーチップ部も含めて本体をすっぽりと覆うようにカバーすることで、本体の突起部などが耳に当たるのを防ぐとともに、防水性や耳への装着性を高めるようにデザインされている。

 会見には、Jaybirdがサポートするランナーの川内鮮輝氏と辻麻結子氏が来場していたが、両名ともすでに練習時に使用済みで、「装着感がいい」と絶賛していた。

画像: Jaybirdがサポートするランナー川内氏(左)と辻氏も会見に出席。川内氏は本モデルの感想を「軽さ、装着感、音質と総合的にバランスが取れた製品だと思いました」。辻氏は、「耳にぴったり装着できて、着け心地がとてもよかったです」という感想。ちなみに辻氏は、本製品(収納ケースに入れた状態)をポケットに入れたまま選択してしまったそうで「ヤバいと思ったけど大丈夫でした」とびっくりエピソードを披露してくれた。メーカーでは特に明言はしていないが、「防水規格のテストはしていませんが、イヤホンと同じくある程度の防水性を持たせた構造にしています」とのことだった

Jaybirdがサポートするランナー川内氏(左)と辻氏も会見に出席。川内氏は本モデルの感想を「軽さ、装着感、音質と総合的にバランスが取れた製品だと思いました」。辻氏は、「耳にぴったり装着できて、着け心地がとてもよかったです」という感想。ちなみに辻氏は、本製品(収納ケースに入れた状態)をポケットに入れたまま選択してしまったそうで「ヤバいと思ったけど大丈夫でした」とびっくりエピソードを披露してくれた。メーカーでは特に明言はしていないが、「防水規格のテストはしていませんが、イヤホンと同じくある程度の防水性を持たせた構造にしています」とのことだった

 なお搭載するドライバーは、同ブランドでは定番となる6mm径のダイナミック型となるが、今回は組み立てに改良を行なって振動板周りのパーツを一体化することで、つなぎ目などの歪をなくし、全体としてクリアーなサウンドを狙ったという。

 Bluetoothチップは、専業メーカーと共同開発を行なったそうで(JBS1ワイヤレステクノロジー)、クアルコムの最新チップと同様に、マスター(親機)、スレーブ(子機)という区別がなく動作するという(組み合わせる再生機に制限はない)。その際、ケースから先に出したイヤホンが先にプレーヤー(再生機)に接続し、後から出したイヤホンはその信号をインターセプトすることで、両方のイヤホンで音楽が聴けるようになるという。なお、本モデルではイヤホン片方のみを使っての音楽再生(聴取)も可能であり、たとえば左右のイヤホンを使って音楽を聴いている時に、片方(先につながった方)を収納ケースにしまっても、残りのイヤホンが瞬時に再生機とつながって音楽再生を続けられるという(片方で使っていても、LRの音がモノーラル的に聴こえた)。

 そのほか、スマートホン用アプリ「Jaybirdアプリ」も用意されており、これを使った音質のカスタマイズも可能。再生周波数帯域を6分割した信号で耳の聴こえ方を測定し、その結果(データ)に合わせたチューニングも行なえる。そのチューニングデータはイヤホン本体にも記録されるそうで、一度設定してしまえば、ほかのスマホや、あるいはポータブルプレーヤーと接続して使っても、チューニングを反映したサウンドが楽しめるという。

画像3: Jaybird、ランナー向けの完全ワイヤレスイヤホンに軽量化と装着性、再生時間にこだわった「Jaybird VISTA」を8月8日より順次発売。辻麻結子ランナーは「付け心地がすごくいいです」と絶賛

 ハンズフリー通話にも対応するが、外音取り込み機能は非搭載。

画像: 辻氏がウルトラマラソン(100kmマラソン)に魅せられたのは、大学卒業時になにか記憶に残ることをしたいと思い立ったことがきっかけで、初ウルトラマラソンで、面白さや達成感を得たことで、現在、ランナーとして活動しているのだという、9時間超にも及ぶウルトラマラソン走行中は、意外としんどさよりも楽しさを感じているそうで、周囲の風景を楽しみ、写真を撮ったりしながら走っているのだとか。目標は日本を代表するウルトラマラソン走者になることで、タイム的には、ウルトラマラソンで9時間、フルマラソンで3時間を切ることが直近の課題という

辻氏がウルトラマラソン(100kmマラソン)に魅せられたのは、大学卒業時になにか記憶に残ることをしたいと思い立ったことがきっかけで、初ウルトラマラソンで、面白さや達成感を得たことで、現在、ランナーとして活動しているのだという、9時間超にも及ぶウルトラマラソン走行中は、意外としんどさよりも楽しさを感じているそうで、周囲の風景を楽しみ、写真を撮ったりしながら走っているのだとか。目標は日本を代表するウルトラマラソン走者になることで、タイム的には、ウルトラマラソンで9時間、フルマラソンで3時間を切ることが直近の課題という

 発表会後に製品を試聴する機会があったので、簡単にインプレッションを記せば、若干低域を強調している味付けながら、出すぎという雰囲気ではなく、低域から高域までバランスの取れたサウンドが楽しめた。SN感についても、振動板一体化の効果を感じられるクリアーさが味わえた。装着感については、耳穴の窪んだ部分全体でイヤホンを支えている印象で、しっかりとホールドしている感覚が得られた。

Jaybird VISTAの主な仕様
イヤホンタイプ:カナル型
Bluetooth:V5.0
ドライバー:6mm径ダイナミック型
周波数帯域:20Hz~20kHz
コーデック:SBC
電源:リチウムイオン電池
充電方式:USB充電(タイプC端子)
連続再生時間:本体約6時間、ケース併用(約10時間)最大約16時間
フル充電時間:約2時時間
寸法:W22×D18×H24mm
質量:6g(本体+Mサイズイヤージェル)

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