ベンキュージャパンから、写真・映像編集向け液晶モニター「SW270C」が8月8日に発売される。市場想定価格は10万円前後。

画像: BenQの写真・映像編集向け液晶モニター「SW270C」が8月8日に発売。Adobe RGBで99%、Rec.709とsRGBはカバー率100%を実現し、動画編集にも最適

 SW270Cは、プロクリエイターの要求に応えるべく設計されたAQCOLORシリーズの最新モデルで、Adobe RGBで99%、DCI-P3およびDisplay P3 97%、Rec.709とsRGBはカバー率100%という広い色空間を実現している。

 また複数の色空間のカラー標準に対応しているため、写真編集や印刷物、映像編集など、さまざまな用途に必要な色を正確に表現できるという。さらに進化した16ビットLUT(ルックアップテーブル)により10ビット色深度の表現力を活かし、滑らかで豊かな階調表現が可能となっている。

 HDR10、1080/24pの再生にも対応し、ラフカットの編集から、エフェクトの追加、色の編集、合成などのすべての工程で、抜群の精度で色合いがレンダリングされ、写真編集だけでなく映像の編集作業にも最適のモデルといえる。またSW270Cは最新のムラ補正技術を使用して、製造段階で一台一台色の微調整を行なうことで、輝度と色の均一なユニフォーミティを実現したそうだ。

 機能面では、エルゴノミクスメニュー設計や遮光フード(横方向)も標準装備し、60Wの給電が可能なThunderbolt 3対応のUSB Type-Cポートも備えている。さらに3種類のプリセットで写真をプレビューできるモノクロモードなどの多彩な便利機能も準備されている。

「SW270C」の主なスペック

●画面サイズ:27インチ/16:9(IPSパネル)
●解像度:水平2560×垂直1440画素(WQHD)
●表示色:約10億7000万色
●画素ピッチ/画素密度:0.233mm/109ppi
●コントラスト比:1000対1(DCR 2000万対1)
●輝度:300cd/m2●視野角:178度(上下、左右とも)
●応答速度:14ms(GtoG 5ms)
●接続端子:HDMI入力×2、DisplayPort1.4×1、USB Type-C×1、USB3.0×3(Downstream×2、Upstream×1)、ヘッドフォンジャック×1、SDカードスロット×1
●消費電力:最大150W(待機時:0.5W以下)
●寸法/質量:W626×H504.5〜614.3×D334.8mm/9.5kg

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