リアルアシストから、Kineraブランドのイヤホンの新製品「IDUN」、および「SIF」が7月26日に発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格はIDUNが¥17,590前後、SIFは¥4,990前後となる。

 IDUNは、昨年発売の「H3j」をベースにモデファイを施したモデルということで、搭載ドライバーからケーブルに至るまで徹底的に見直しを図っているという。ただし、ドライバー構成は同じで、2BA(バランスド・アーマチュア)+1D(ダイナミック)のハイブリッドな仕様はそのまま継承している。

画像: イヤホンの新製品「IDUN」

イヤホンの新製品「IDUN」

 リケーブルにも対応し、コネクターはMMCX、プラグは3.5mmステレオミニ。付属ケーブルは4芯のシルバー・コッパー・コーティング仕様となる。

 製品の試聴を行なう機会を得たので、その印象を簡潔に記すと、バランスのとれた聞きやすいサウンドが特徴で、低域から高域までつながりのいい音を再現してくれる。低域部分を少し強調して量感を出しているが、全体的にはすっきりとした仕上がりとなっている。

IDUNの主な仕様
ドライバー:2BA+1D(口径7mm)
インピーダンス:32Ω
感度:112dB
周波数特性:20Hz~20kHz

 SIFは、Kineraブランド初という、ダイナミックドライバー1基で構成されたイヤホン。振動板にはポリマー系の材料を使い、バランスと高域の再現性に留意したチューニングが行なわれているという。

 筐体は昨年発売のハイブリッドドライバーモデル「SEED」とベースにしており、こちらは仕上げをホワイトとするなど、デザイン性(ファッション性)を高めているのが特徴。

画像: イヤホンの新製品「SIF」

イヤホンの新製品「SIF」

 こちらもリケーブルに対応し、コネクターはMMCX仕様、プラグは3.5mmステレオミニとなる。

 音質は、聴きやすさの中に、特に低域に量感を持たせたチューニングとなっているようで、ボーカル帯域もきっちりと再現しながら、迫力のあるサウンドを奏でてくれた。

SIFの主な仕様
ドライバー:ダイナミック型×1(口径10mm)
インピーダンス:32Ω
感度:110dB
周波数特性:20Hz~20kHz

This article is a sponsored article by
''.