日本電気(NEC)は、ビジネス・教育向けのパソコンの新製品16タイプ全60モデルを発表した(本日より受注開始 タイプVBのみ受注開始は8/19)。ここではノートタイプについて紹介したい。ラインナップは下記の通り。

<VersaPro ノートタイプ>
【モバイルノート】
タイプVG ¥344,000~ 7/23発売
タイプVH ¥212,000~ 7/23発売
タイプVB ¥249,000~ 9/9発売

【ビジネスノート】
タイプVD ¥222,000~ 7/23発売
タイプVX ¥170,500~ 7/23発売
タイプVA ¥165,000~ 7/23発売
タイプVE ¥155,000~ 7/23発売

【タブレットPC】
タイプVS ¥167,500~ 7/23発売
タイプVU ¥125,400~ 7/23発売

【ビジネスノート SOHO向け】
タイプVL オープン価格 7/23発売
タイプVF オープン価格 7/23発売
※価格は税別

 今回のラインナップでは、国が進めている働き方改革に沿って、パーソナルコンピューターを通して、より働いやすい環境を構築するための機能・改良が行なわれているのが特徴となる。つまりは、テレワークによる遠隔地を結ぶweb会議の質を向上させる音声モードの搭載、モバイル用途の機動性を高めるための軽量化&バッテリーの長時間化、あるいはセキュリティの強化、といった施策が施されている。

 web会議用途では、相手の会話内容を明瞭に聴き取れるように、スピーカーの搭載位置を改良したり、ヤマハ製オーディオエンジンの採用による人の声を聴きやすくする再生モード(パーソナルモード、マルチユーザモード)の活用などが行なわれている。また、既発のUSB Type-Cドッグとの連携も計られており、モバイルしているノートとケーブル1本の接続で、会社に設置された各種機器・ネットワークとのコネクションが可能で、働きやすさを押し上げる工夫が随所に取り入れられている。

 以下、今回のラインナップの目玉のタイプVGについて紹介したい。本機は、モバイル性をより高めているのが特徴で、本年1月発表の2in1仕様のタイプVG(現行)の後継モデル。液晶が360度回転する機構やタッチパネルは非対応となったが、バッテリーは大幅に強化され、Lバッテリーで約12時間(33wh)、LLバッテリーで約20時間(49wh))の駆動時間を誇る(前モデルはMバッテリー「30wh」で約7.2時間、Lバッテリー「45wh」で約10.9時間)。

画像: 今回のラインナップの目玉「タイプVG」。薄型化、軽量化、バッテリーの長時間化を並立させた

今回のラインナップの目玉「タイプVG」。薄型化、軽量化、バッテリーの長時間化を並立させた

 加えて、LTEや指紋認証(標準搭載)に対応しているのも、モバイル用途での使い勝手をよくしてくれるだろう。

 液晶の回転機構はなくなったが、開いた液晶画面下部がスタンドになる仕様で、今回底面にある吸気口の効率も考慮された形状となっている。なお、排気口はヒンジの横(キーボード上部)に配置されている。もちろん、先述したweb会議支援機能も搭載している。

 また、スタンダードモバイル機のタイプVBも注目で、筐体のサイズは12.5インチの前モデルと同等ながら、画面を13.3型へと大型化しており、表示画面が大きくなったことで、各種資料の閲覧性もアップしている。質量は約1.29kg、バッテリーは最長で約15時間の駆動が可能、LTEの選択対応と、モバイルに求められる必要スペックは十全に満たしている。

画像: スタンダードノート「タイプVB」も、本体のサイズを変えずに画面を13.3型へと大型化した

スタンダードノート「タイプVB」も、本体のサイズを変えずに画面を13.3型へと大型化した

画像: 机の上を効率的に使えるようにと、従来モデルに対して約30%コンパクト化されたキーボードもラインナップ(横幅は88mm縮小)

机の上を効率的に使えるようにと、従来モデルに対して約30%コンパクト化されたキーボードもラインナップ(横幅は88mm縮小)

画像: 現行「USB Type-Cドッグ」は、新シリーズにもきっちり対応。アナログRGBコネクターやDisplayPortも装備する

現行「USB Type-Cドッグ」は、新シリーズにもきっちり対応。アナログRGBコネクターやDisplayPortも装備する

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