7月6日(土)、7日(日)の2日間、大阪市中央区にある「ハートンホテル心斎橋 別館」にて「大阪サウンドコレクション」(主催:大阪サウンドコレクション実行委員会)が開催されている。
Stereo Sound ONLINEでは初日(6日)の様子をレポートする。

5Fルピナス エソテリック

画像: 5Fルピナス エソテリック

エソテリックは、SACD/CDプレーヤー「Grandioso K1」とプリメインアンプ「Grandioso F1」、さらにネットワークトランスポート「N03T」、そしてマスタークロック・ジェネレーターの「Grandioso G1」を組み合せたシステムでデモンストレーション。スピーカーはアヴァンギャルド「Uno XD Fino Edition」とタンノイ「Kensington/GR」を1時間毎に入れ替えて、試聴イベントを開催。

画像: 写真左が重量13.5KgにもおよぶSACD/CDメカエンジン「VRDS-ATLAS」、写真右が「マスターサウンドディスクリートDAC」基板

写真左が重量13.5KgにもおよぶSACD/CDメカエンジン「VRDS-ATLAS」、写真右が「マスターサウンドディスクリートDAC」基板

同社フラグシップSACD/CDトランスポート「Grandioso P1X」に初搭載された新型メカエンジン「VRDS-ATLAS」と、同じくフラグシップD/Aコンバーター「Grandioso D1X」のために開発された「マスターサウンドディスクリートDAC」基板も展示。

5Fオーキッド アッカ/日本音響エンジニアリング

画像: 5Fオーキッド アッカ/日本音響エンジニアリング

アッカ/日本音響エンジニアリングはYG Acousticsの「Hailey 2.2」をKRELLのプリアンプとパワーアンプでドライブ。エレクトロニクスが収まるオーディオラックはYG Acoustics社製で、新たに輸入を開始したモデルとのことだ。室内の要所には日本音響エンジニアリングの「ANKH」と「SYLVAN」を設置して、ルームチューニングが行なわれている。

4Fカトレア テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ (TAD)

画像: スピーカーシステムTAD-E1TX-KとパワーアンプのTAD-M2500MK2

スピーカーシステムTAD-E1TX-KとパワーアンプのTAD-M2500MK2

TADは昨年発売を開始した「Evolution One (TAD-E1TX-K)」をメインで展示し、同社パワーアンプの「TAD-M1000」や「TAD-M2500MK2」でドライブ。SACD/CDプレーヤー「TAD-D600」によるディスク再生や、D/Aコンバーター「TAD-DA1000」を用いたデジタルファイル再生を行なっていた。

画像: 写真左側のラックの中段に収まるD/Aコンバーター「TAD-DA1000」は、最大でPCM384kHz/32bit、DSD5.6MHzに対応

写真左側のラックの中段に収まるD/Aコンバーター「TAD-DA1000」は、最大でPCM384kHz/32bit、DSD5.6MHzに対応

4F アゼリア アキュフェーズ

画像: 4F アゼリア アキュフェーズ

アキュフェーズは7月発売予定のステレオパワーアンプ「A48」に加えて、同じくステレオパワーアンプの「P4500」や「A75」によるデモンストレーションを実施。組み合せるスピーカーシステムはフランコ・セルブリンの「Accordo」やTADの「TAD-E1TX-K」という人気モデルだ。

画像: A48に使用されているパーツも展示

A48に使用されているパーツも展示

画像: アキュフェーズブース2日間のイベントスケジュール

アキュフェーズブース2日間のイベントスケジュール

3F菊 ステラ/ゼファン

画像: 内側に写る筒状のスピーカーシステムがBayz Audioの「Courante」。独自のBRSドライバーを搭載した無指向性型だ。その奥に見えるのはVIVID Audioの「Kaya 45」

内側に写る筒状のスピーカーシステムがBayz Audioの「Courante」。独自のBRSドライバーを搭載した無指向性型だ。その奥に見えるのはVIVID Audioの「Kaya 45」

ステラ/ゼファンはTechDAS(テクダス)ブランドで展開している、Air Forceシリーズの末弟モデル「Air Force V」ターンテーブルを中心とするアナログ再生システムをデモンストレーション。

画像: TechDAS「Air Force V」は同ブランド初となるモーター内蔵型のターンテーブル

TechDAS「Air Force V」は同ブランド初となるモーター内蔵型のターンテーブル

3F桜 太陽インターナショナル

画像: 3F桜 太陽インターナショナル

太陽インターナショナルは、dCSの最新型ディスクトランスポート「Rossini CD/SACD Transport」と同じく最新型のD/Aコンバーター「Bartok DAC」の組合せを展開。SACDやCDといったデジタルディスクに加えて、ハイレゾファイル音源の再生も行なっていた。

スピーカーシステムはアヴァロンのPrecision Monitor 4をメインに使用。日本初お披露目となるPrecision Monitor 1、Precision Monitor 2も展示されている。

2F風 ノア/アーク・ジョイア

画像: 2F風 ノア/アーク・ジョイア

ノア/アーク・ジョイアのブースでは、ソナス・ファベールの大型システム「AidaⅡ」や「Electa Amator Ⅲ」をデモンストレーション。ドライブするのは、輸入が再開されたソウリューションや、ブルメスターのパワーアンプだ。

画像: ずらりと並ぶスピーカーシステムは、写真左からフランコ・セルブリン「Ktèma」、エステロン「YB」、ソナス・ファベール「Sonetto V」、「Sonetto Ⅰ」

ずらりと並ぶスピーカーシステムは、写真左からフランコ・セルブリン「Ktèma」、エステロン「YB」、ソナス・ファベール「Sonetto V」、「Sonetto Ⅰ」

画像: ノア/アーク・ジョイアブースの2日間のイベントスケジュール

ノア/アーク・ジョイアブースの2日間のイベントスケジュール

2Fロビー メルコシンクレッツ (DELA)

画像: 2Fロビー メルコシンクレッツ (DELA)

メルコシンクレッツのブースでは、オーディオファイルにはすっかりおなじみとなったオーディオ専用NASの「N1」、「N10」を展示。来場者へ活用方法などのアドバイスを行なっていた。

2F松 特別講演会場

画像: スピーカーシステムはWilson Audio「Sasha DAW」を使用

スピーカーシステムはWilson Audio「Sasha DAW」を使用

特別講演は小野寺弘滋先生による「好みの音を探す聞き比べの2日間」。
開始前にすでに満席となり、会場内は立ち見のお客様であふれるという盛況ぶりだ。

画像: 小野寺弘滋先生による特別講演

小野寺弘滋先生による特別講演

1日目の項目は「アナログシステム聴き比べ」「アンプ聴き比べ」の2つで、12通りの組合せ試聴が行なわれた。特別講演は一度に多くの機器の組合せを試聴できる数少ないイベント。講師を務めた小野寺弘滋先生は各製品の特徴をしっかり捉えた説明をしながら、ジョークを交えつつ、来場者を楽しませていた。

最終日の2日目(7月7日)の特別講演は13時から15時30分まで。「デジタルプレーヤー聴き比べ」「フォノアンプ聴き比べ」「スピーカー聴き比べ」が開催される。

画像: 2F松 特別講演会場

ステレオサウンドの高音質ソフトも発売中

画像: ステレオサウンドの高音質ソフトも発売中

会場にはもちろんステレオサウンド社の高音質ソフト販売ブースも展開。薬師丸ひろ子『Cinema Songs』のLPや、CDでも好評をいただいている『ステレオサウンド リファレンス・レコード Vol.1-選曲構成・菅野沖彦』のLP等も発売中だ。ぜひお立ち寄りいただきたい。

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