FOCAL(フォーカル)スピーカーの頂点を飾るUTOPIA Ⅲ EVOシリーズ。そのセカンドモデルとなる「Stella Utopia EM Evo」(ステラユートピアEMエボ)がいよいよ6月に発売されることになった。価格は¥15,000,000(ペア、税別)。

画像: 左からメタリック ブルー、ブリティッシュ レーシング グリーン、アッシュ グレイ、カララ ホワイト、ブラック ラッカー

左からメタリック ブルー、ブリティッシュ レーシング グリーン、アッシュ グレイ、カララ ホワイト、ブラック ラッカー

 UTOPIA Ⅲ EVOシリーズは2017年10月に「Maestro Utopia Evo」と「Scala Utopia Evo」が先行してリリースされた。その後、2018年末にかけてトップモデルの「Grande Utopia EM Evo」や「Diablo Utopia Evo」が発売されている。

 StellaUtopia EM Evoも当初は今年3月の発売予定だったが、若干遅れてこの6月に登場したわけだ。Stella Utopia EM Evoの発売により、UTOPIA Ⅲ EVOシリーズの全5モデルが揃ったことになる。

 そのStellaUtopia EM Evoは、Grande Utopia EM Evoの遺伝子を正統に受け継いだ製品という。

 フォーカルの代名詞ともいえる逆ドーム型トゥイーター(ピュアベリリウム振動板)は、背圧を理想的にコントロールする‘IAL2’を搭載。それを、独自かつ最新の技術‘NIC’と’TMD’を採用した16.5cmミッドレンジユニット2基で挟んだ仮想同軸配置を採用している。

画像: フェライト磁石の代わりに電磁石を用いたウーファーユニットを搭載。写真右端は付属の専用電源

フェライト磁石の代わりに電磁石を用いたウーファーユニットを搭載。写真右端は付属の専用電源

 そしてウーファーには、33cmEM(エレクトロマグネティック/励磁型)タイプを採用。これは
フェライト磁石の代わりに電磁石を用いることで、低域の再生周波数を改善しながら、高効率かつ共振周波数の低減も可能とした圧倒的なパフォーマンスを備えたユニットで、Grande Utopia EM EvoとStellaUtopia EM Evoの2モデルに搭載されている。

 トゥイーター以外の各ユニットは、MRR(Machined reinforcement rings)と名付けられた強固なアルミダイキャスト製のフレームを介してエンクロージャーに取り付けられており、全体域に渡って繊細かつダイナミックで正確な再現性を一層高めているそうだ。

 カラリングは全5色(メタリック ブルー、ブリティッシュ レーシング グリーン、アッシュ グレイ、カララ ホワイト、ブラック ラッカー)を用意し、インテリア性も高めている。

「StellaUtopia EM Evo」の主なスペック

●型式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●ユニット構成:27mmピュアベリリウムインバーテッド・ドーム型トゥイーター、
 16.5cmパワーフラワーミッドレンジ×2、33cmエレクトロマグネティックウーファー
●クロスオーバー周波数:230Hz/2,200Hz
●インピーダンス:8Ω
●出力音圧レベル:94dB
●推奨アンプ出力:100~1,000W
●再生周波数帯域:22Hz~40kHz
●寸法/質量:W553×H1,558×D830mm/170kg
●付属品:POWER SUPPLY AED75 EMウーファー用専用電源

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