5月18日に「Call of Duty」の世界大会への切符をかけて、日本代表を決める「第三回CWL日本代表決定戦」が行われた。

 惜しくも準優勝に終わったが大会を大いに沸かせていたRush GamingのリーダーであるHuntさんと、ARとSRどちらも巧みに操るLukeさんにグランドファイナル後にインタビューさせて頂いた。試合が終わってすぐにもかかわらず、質問に丁寧に返してくださり今回の大会でどのように変わったかを教えてくれた。

Huntさんインタビュー

「今大会もお疲れさまでした!今大会は白熱した試合ばかりでしたが、そこから見つかった課題やこれからに向けた改善点を教えてください。」

Huntさん「はい。チームの連携力の差が顕著に出たと思うので、前回はメンタル面が課題だったのですが、そこはまだよくなったので次は連携力を磨いて次に向けてマップの研究等に励んでいこうと思います。」

「ありがとうございます!では次にGreedZzさんが選手からコーチングに回っているように見受けられましたが、それによってチームにどのような影響があったか伺いたいです。」

Huntさん「ずっと第一線で活躍していたGreedZzさんがコーチングに周ってくれて、ロンドンから帰ってきて10日間GreedZzさんがずっとつきっきりで練習を見てくださってすごく得るものが多くて、交流戦の終わった後ではなく試合中に気になったところをわかりやすく指摘してくださるので、そこにすごい感謝しています。」

「やはりGreedZzさんがコーチにいるだけでも大きなプラスな効果ですね!では最後の質問をさせてください!」

「試合を見ていてWinRedさんの武器がSAUG9mmからMADDOX RFBに変わっていて驚いたのですが、どのような経緯で変わったのか秘密でなければ是非お伺いしたいです。」

Huntさん「くるたみさんこれ言っちゃって大丈夫ですか?」(その場にいたマネージャーに確認を取るHuntさん)
くるたみさん「大丈夫っしょ!!」(Rush GamingマネージャーからのOKでた!!)

Huntさん「SMG(サブマシンガン)での打ち合い方が遠距離でも勝負をしに行く立ち回りで、僕がスペシャリストがRuinに変わってグラップルもWinRedが使わなくなりました。それに加えてWinRedにはSMGの動きではなくMADDOXがあってると感じたのが変更に踏み切った一番の理由ですね。あとはMADDOXはキルを中心にとっていくLukeのようなスタイルのプレイヤーが良いので、今のSMGではおとりとか、汚れ仕事が多くなってしまっていてそれはWinRedに正直あってない。もっと前線で相手をどんどん倒してほしいという意思を込めてMADDOXに変えたほうが良いという結論に至りました。」

「様々な思いが込められた決定だったんですね!ありがとうございました。」

Lukeさんインタビュー 

 LukeさんにはSR(スナイパーライフル)のサイトについて聞いてみた。突拍子もない質問にもしっかりと話してくれた。以下がそのインタビューとなる。

「1日お疲れさまでした!今大会ではLukeさんのSRのサイトがノーマルではなくサーマルスコープになっていました。以前はノーマルのが使いやすいとおっしゃっていましたが、なにが理由で今回変更したのですか?」

Lukeさん「ずっとノーマルサイトだったんですけど、iLLeY選手が使ってるから使いたいなって笑」
(iLLeY 選手はLukeさんの憧れの選手で、海外の若手のスーパースターと言われている。)

Lukeさん「ノーマルサイトで交流戦も含め調整してたんですけど、今回はサーマルで行こうと決めて2日前から使ってました。結局当たらなくて後半の試合はノーマルに戻しました!笑」

「クイックショット※の感覚の違いとかはどうですか?」※覗いてすぐに打つこと

Lukeさん「距離にもよるので、サーマルは倍率が低めでノーマルは高いので難しいところなのですが、ノーマルのがやりやすいです!」

「ありがとうございます!!勉強になりました!」

画像: 左:Lukeさん 右:Huntさん

左:Lukeさん 右:Huntさん

画像: Lukeさん「距離にもよるので、サーマルは倍率が低めでノーマルは高いので難しいところなのですが、ノーマルのがやりやすいです!」

まとめ

 今回のインタビューでは今大会で変わった様々なことについて聞くことができた。メンバーも変わり、GreedZzさんがコーチングにまわっている中で、国内でもトップのSMGプレイヤーの中の1人であるWinRed選手のARへの変更やスペシャリストの変更など【攻め】の変革を感じた。ギリギリの名面で逆転して取り返す試合が多かったのも印象的でHuntさんの言うようにメンタル面の問題は一切ないといってもいいだろう。もちろんどのチームも前の大会からの反省点を考え、弱い部分を克服してくるが、勝っていくにはRush Gamingのような【攻め】の変革も必要なのかと思わせる話だった。これからもRush Gamingの進化を追っていきたいと思う。

Lukeさん、Huntさんインタビューありがとうございました!!!

※本大会で使用されているゲームモードには、「CERO:Z(18 才以上のみ対象)」に該当する表現 は含まれません。

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