JVCケンウッドは、ビクターブランドからウッドコーンスピーカーを搭載したコンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」を、公式オンラインストア限定モデルとして6月中旬より発売する。価格はオープンで、同オンラインの販売価格は¥148,000(税別)。

画像: ビクターのウッドコーン搭載コンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」

ビクターのウッドコーン搭載コンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」

 EX-HR10000は、同社コンパクトコンポのハイエンドモデル「EX-HR99」をベースに、人工熟成ハイブリット響棒やレッドオーク材の大型ウッドブロックをはじめとした新技術を採用して、シリーズ最高峰のプレミアムなサウンドを追求したモデル。

 ポータブル機器などからのBluetooth接続(AAC、aptXをサポート)に対応するほか、USBメモリーに格納されたハイレゾファイル(FLAC、WAVE、~192kHz/24bit)の再生、圧縮音源の高域成分を復元して、ワイドレンジなサウンドが楽しめる「K2 TECHNOLOGY」を搭載している。

EX-HR10000の主な特長
・木が奏でる美しい響きを実現するフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を採用
 “スピーカーは楽器でありたい”という想いから生まれた、“木”を振動板に採用した同社独自の9cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を搭載。音の伝播速度を向上させるチェリー材の薄膜シートをコーンに最適配置した異方性振動板を採用し、コンパクトサイズながら広い音楽空間と解像度の高いサウンドを実現している。

・豊かな空間表現を実現するチェリー無垢材キャビネットを採用
 スピーカーキャビネットには、中音が艶っぽく綺麗に響くチェリーの無垢材を採用。また、ピアノやギター、バイオリンなどの楽器が響きの良い美しい音を奏でることにヒントを得て、スピーカーエンクロージャーには独自の響棒・響板構造を取り入れている。低域再生と音のスケール感を向上させるチェリー響棒や竹響板の最適配置に加え、人工熟成処理を施した響棒構造を取り入れることで、音楽空間の拡大と解像度の向上を図っている。

・ワイヤレス接続対応
 Bluetoothを搭載し、対応するスマートホンやタブレット内の楽曲のワイヤレス再生が可能。コーデックはAAC、aptXをサポートしている。

・「K2 TECHNOLOGY」 を搭載
 圧縮したデジタル音源の高周波数帯域、微小信号に拡張処理を施し、オリジナルマスターに迫るクォリティで復元する、オリジナルのデジタル高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載。Bluetoothによるワイヤレス伝送にも適用できる

・FLAC/WAVファイルの再生に対応
 USBメモリーに収録されたFLAC/WAVファイル(最大192kHz/24bit)やMP3/WMAなど、さまざまな収録音源の再生に対応。

・「ビクタースタジオ」との共同サウンドチューニングを実施

EX-HR99からの主な音質改善ポイント
新技術“人工熟成ハイブリット響棒”を搭載
 人工熟成処理を施した異なる2つの素材(チェリー材、スプルース材)を組み合わせた“人工熟成ハイブリット響棒”をフロントバッフルの裏面下部に新たに搭載。より高い解像度と一段と重心の低い低音再生を実現し、音楽の表現力を大幅に向上させている。さらに、フロントバッフルの裏面上部にも人工熟成処理を施したスプルース縦目響棒を搭載し、透明感のある響きと上方向への音楽空間の広がりのあるサウンドを実現している。

・新たにレッドオーク材を採用した大型ウッドブロックを搭載
 ユニット磁気回路の後部には、数々の形状試作と試聴検証の実施を通じて厳選したレッドオーク材を採用し、形状も見直した大型ウッドブロックを搭載。取り付け位置を1㎜単位で調整することで、ダクトからの不要高域成分を制御・最適化するとともに低音エネルギーの増大と不要な振動の低減を図っている。

・ボイスコイル錦糸線に新たに4N-OFC(無酸素銅線)を採用
 “木”を厚さ80μmに削り出して加工したウッドボイスコイルを採用。今回新たに、錦糸線の素材をタフピッチ銅(軟銅)から4N-OFC(無酸素銅線)に変更することで、より透明感のある音と前方向の豊かな空間表現を目指した。

・銅添加ステンレスネジ&真鍮ワッシャを採用
 スピーカーターミナル部にはダブルナット構造を採用。さらにターミナル部固定用のネジ4本(鉄/ニッケルメッキ)のうち、左上1本のみステンレス素材を採用した異種材の組み合わせによって、音響空間の拡大を図っている。さらに、ステンレスネジに銅を添加した素材を採用することで、高域のヌケの良さも改善している。

・プレミアムモデルとしてのこだわりの高音質設計
 振動吸収部材を部分的に追加装着、また、サイドウッドとアークベースの固定ネジの締めつけ順序を最適化することで、透明感のあるワイドなサウンドエリアを実現している。

 なお、発売を記念した事前試聴会も、5月11日より順次各地で開催予定。詳細は下記を参照のこと。

ウッドコーン特別試聴会
プレミアムモデル「EX-HR10000」のこだわりのポイントや開発秘話、商品の特長を説明するとともに、特別試聴会を開催(参加無料・事前予約制)
【東京会場】
・5月11日(土) 13:30~15:00
・6月22日(土) 13:30~15:00
【札幌会場】
・7月27日(土)
 第一回 10:30~12:00
 第二回 13:30~15:00

EX‐HR10000の主な仕様
実用最大出力:50W+50W(JEITA 4Ω)
音声入力端子:アナログ×2、デジタル×2(光1、同軸1)
音声出力端子:アナログ×1、サブウーファー出力×1、ヘッドフォン出力(Φ3.5mmステレオミニ)×1、USB端子×1
チューナー受信周波数:FM:76.0MHz~95.0MHz (ワイドFM対応)
再生フォーマット(USB):WAV/FLAC(最大192kHz/24bit)、MP3、WMA
録音フォーマット(USB):MP3(128kbps/192kbps)
Bluetooth通信方式:Ver. 4.2
Bluetooth対応コーデック:SBC、AAC、aptX
形式:1ウェイバスレフ
スピーカーユニット:9cmフルレンジウッドコーン×1
消費電力:45W
寸法/質量:
 センター部W279×H118×D289mm/4.3kg
 スピーカー部:W120×H161×D264mm/2.2kg

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