京都発のアイドル・ミライスカートが4月7日、盛況のうちに終了した前日のミライスカートバンド初の東京ワンマンの勢いに乗って、東京アイドル劇場での定期公演を、テンション高く披露した。

画像1: ミライスカート/ミライスカートバンドライブの盛況を受け、さらに充実した歌声とパフォーマンスで、東京定期を盛り上げた

 衣装は、キラキラ袖のついた、いかにもミライスカート風のホワイトワンピであり、昨日とは一転、軽やかな出で立ちで華麗なミラスカナンバーを歌唱してくれた。

 オープニングナンバーは、おそらく東京定期では初となる「はんなりスター」だ。少し戦闘的なメロディとあいまって、児島のダンスもキレキレの激しさを見せるが、その中にはミラスカのイメージを包み込んだ、可憐な雰囲気も満載。歌声はより厚みが増し、高域はスッと伸びるようになり、豊穣なグラデーションを湛えた見事な歌唱を聴かせてくれた。毎回、期待を上回るパフォーマンスを味わわせてくれる児島の奮闘に、拍手を送りたいと思う。

 続く2曲めにもアップテンポの「メグリメクル」を差し出し、さらに会場を盛り上げる。ここらへんの緩急(まだ、緩はないが)のつけ方は、ソロになっておよそ一年と半年、さらに磨きがかかってきた印象だ。曲間に入る「おおおー」というファンのレスポンスも、一体感が増している。

画像2: ミライスカート/ミライスカートバンドライブの盛況を受け、さらに充実した歌声とパフォーマンスで、東京定期を盛り上げた

 次は、新曲の「旅行の友」だ。ミラスカバンドライブでは、導入のためのミニコント(?)も披露されたが、今回は事前に歌詞カードが配布されており、児島曰く「皆さんにも(コール部分に)参加してほしい」というもの。もぐもぐから、ごちそうさままで、一声乱れぬ見事なコールが会場を包み込んでいた。

 トークのあとは、「キラ・ヒラ・レボ・エボ」でさらに会場をヒートアップさせ、前日の余韻をここ東京アイドル劇場に再構築しているかのよう。会場に集うファンの数は違うかもしれないが、場内が一体になって楽しんでいるさまは、往時を凌駕している感じだ。もちろん、ファンの追いかけコールも完璧に極まっている。そして「ナモナイオト」で会場にメロウな雰囲気を醸成してのラストナンバーは、しっとりとしたメロディの「おねがい」だ

 「昨日無事に、ミライスカートバンドのワンマンを開催することができました。当初は、まさか東京でワンマンができるなんて思っていませんでした。それも、ここ東京アイドル劇場で毎月定期公演をさせていただけたおかげで、応援してくれるファンの数も増えて、実現できたのだと、本当に感謝しています。次はGW中の、5月5日になります。頑張ります」。

 ソロのミライスカートとしての活動も、もうじき2年。歌声、パフォーマンス、そして社の代表としての風格も増してきた児島の、今後の活躍に大いに期待したい。

ミライスカート http://www.miraiskirt.com/
児島真理奈 https://twitter.com/miraiskirt_mk

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