CROSSZONE(クロスゾーン)から、頭外定位ヘッドホンの第2弾となる「CZ-10」が4月1日に発売される。価格は¥90,000(税別)。

画像: クロスゾーンの頭外定位ヘッドホンの第2弾「CZ-10」

クロスゾーンの頭外定位ヘッドホンの第2弾「CZ-10」

 CZ-10は、2016年に発売された「CZ-1」の第2弾で、アコースティックな技術によって、ヘッドホンのサウンドを頭外(前方)に定位させることに成功したのが特徴。本モデルでは、CZ1に比べて小型軽量化を進め、同時にコストダウンも行なうことで、より購入しやすい価格を実現した。

 サウンドについては、小型軽量化によって向上したモバイル性に着目し、ロックやポップスも楽しめるダイナミックで躍動感のある再現を狙ったという。

CZ-10の主な特長
1 ART(Acoustic Resonance Technology)による自然な頭外定位(前方定位)
 主音源再生用の2つのドライバーユニット(高音用/低音用)と、逆チャンネルの音源を再生するもう1つの専用ドライバーユニットの搭載と、アコースティックな技術であるART、ADC(Acoustic Delay Chamber・逆チャンネルの音に遅延を与える技術)によって、サウンドが頭内に定位するのを防ぎ、スピーカーを聞いているかのような、前方に広がる定位感を実現した。

2 自然な音質、音域のバランスを実現
 合計3つのドライバーユニットは、振動板にベリリウムコーティングを施し、またフレームには真鍮のリングを装着することで強度を確保。同時に共振(不要振動)を排除し、低音から高音までナチュラルな再生を目指した。

3 長時間の音楽鑑賞でも疲れない自然な装着感
 CZ-10では、CZ-1と同様に、ひんじ部に内蔵されたトーションばねにより与えることで、ヘッドバンドが変形しない構造とし、一定の側圧によって、長時間の使用でも自然な装着感が得られるようデザインされている。

4 専用ケーブル
 付属のケーブルには、高伝達特性を持ちノイズに強いツイスト構造のOFCリッツ線を採用。アンプ側のプラグから8芯(4芯×2)に分離することで、左右チャンネルのセパレーションを確保している。ケーブルは2本――3.5mmステレオミニプラグ(1.5m)と6.3mm標準プラグ(3.5m)が付属する。

 なお、オプションのリケーブル(バランス仕様)はCZ-1と共用可。下記のように3種類がラインナップされている。ヘッドホン側のコネクターは3.5mm4極ミニプラグ×2、価格は各¥30,000円(税別)
「CZ-BC15XLR3」 XLR3極×2
「CZ-BC15XLR4」 XLR4極×1
「CZ-BC15PH2」 6.3mm3極×2

CZ10の主な仕様
形式:密閉型ダイナミックステレオヘッドホン
周波数帯域:20Hz~40kHz
感度:99dB
インピーダンス:75Ω
質量:約385g(本体のみ)
付属品:専用ケーブル1.5m(3.5mmステレオミニプラグ)、3.5m(6.3mm標準プラグ)、取扱説明書、保証書

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