ハイセンスジャパンは19日、同社ショウルームで会見を開き、フラッグシップモデルとなる有機ELテレビ「55E8000」、および同液晶テレビ2モデル「65U7E」「55U7E」の、合計3モデルを発表した。

 価格は55E8000が¥230,000前後(4月上旬発売)、65U7Eは¥180,000前後、55U7Eは¥150,000前後(3月中旬発売)となる。

画像: 有機ELタイプの55E8000。4月上旬の発売で23万円前後

有機ELタイプの55E8000。4月上旬の発売で23万円前後

画像: 液晶タイプの65U7E/55U7E。3月中旬の発売で、それぞれ18万/15万円前後

液晶タイプの65U7E/55U7E。3月中旬の発売で、それぞれ18万/15万円前後

 会見冒頭には、同社代表取締役 社長の李 文麗氏が登壇。昨年グループ化した東芝映像ソリューションとの共同開発によって、映像エンジンの画質をより向上させ、「優れた画質と操作性を両立させた、満足できるモデルに仕上がった」と自信たっぷりにコメントしていた。

画像: 右から、会見に出席したハイセンスジャパンの副社長 磯部浩孝氏、社長 李文麗氏、営業部部長 岩内順也氏

右から、会見に出席したハイセンスジャパンの副社長 磯部浩孝氏、社長 李文麗氏、営業部部長 岩内順也氏

 今回発表となったフラッグシップモデルのうち、有機ELタイプの55E8000は、LGディスプレイの最新パネル(2018年仕様)を搭載し、そこに東芝映像ソリューションとの共同開発によって作り上げた新映像エンジン「レグザエンジンNEO plus」を搭載。従来の「レグザエンジンNEO」に比べて、超解像処理の追加、倍速処理への対応、の2点を以て「plus」に進化。結果、「レグザエンジン Evolution PRO」と同等の処理内容になったという。

画像1: ハイセンスジャパン、有機ELテレビのフラッグシップモデル「55E8000」を4月に投入し、「国内シェア10%を狙う」と宣言。価格は23万円!

 映像は、「地デジ高画質処理plus」(2K→4Kアップコンバート処理)、「BS/CS 4K高画質処理plus」(超解像処理)、「適応フレーム画質処理」(NR)、「エリア別高画質復元」(ディテイル再現)、「環境適応型自動画質調整」(いわゆるおまかせモード)、「HDR再現処理」、「SMR対応」(フレーム補間)といった各種機能によって、同社が訴求する「日本基準の画質」を実現しているそうだ。

 また、各種機能のプラットフォームでもある「VIDAA」(ヴィダースマートシステム、リナックスベース)は、ホーム画面のカスタマイズも可能。映像配信(VOD)サービスについては現状、NETFLIX、YouTubeなど11のコンテンツが楽しめ、5月のアップデートで、DAZNへの対応も告知された。

 内蔵チューナーは、地上デジタル×3、BS/110度デジタル×3、BS/CS 4K×1を搭載し、別途USB-HDDを接続すれば、番組録画も行なえる(地上/BS/110度CSデジタルはW録画、BS/CS 4Kはシングル録画)。

 一方、液晶の65U7E/55U7Eは、VAタイプの液晶パネルと、ローカルディミング対応(16分割)のエッジ式バックライト(下側片側)を搭載する。

 搭載チューナーや映像エンジンの仕様は同じだが、こちらで特筆されるのは「ゲームモード」と「スポーツモード」機能という(どちらも、有機ELモデルにも搭載している)。ハイセンスは各種スポーツイベントの公式スポンサードも行なっており、製品プレゼンテーションにあたった同社営業部部長の岩内氏は「スポーツやゲームに好適で、特にFPSユーザーにはお勧めできる」と胸を張った。

55E8000の主な仕様
画面サイズ 55V型
パネル 有機EL
解像度 水平3840×垂直2160
映像エンジン レグザエンジンNEO plus
内蔵チューナー 地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS/CS 4Kb×1
接続端子 HDMI入力×4、デジタル音声出力×1(光)、USB×2ほか
寸法 W1226×H754×D272mm(スタンド含)
質量 22.7kg(スタンド含)
消費電力 320W

 また、会見には芸能事務所レプロエンタテインメントが展開する現役女子大生部門「CAMPUS ROOM」に所属する田村りな(成城大学)と大野南香(東京大学)が来場、会見の模様をレポート&登壇した岩内氏へのインタビューを行なっていた。ここでは会見終了後の二人にインタビューした。

画像: CAMPUS ROOMメンバーの田村りな(左)と大野南香(右)

CAMPUS ROOMメンバーの田村りな(左)と大野南香(右)

画像2: ハイセンスジャパン、有機ELテレビのフラッグシップモデル「55E8000」を4月に投入し、「国内シェア10%を狙う」と宣言。価格は23万円!

――お疲れ様です。会見に出席した感想をお願いします。
田村 こういう取材の現場にお邪魔するのは初めてでしたので、まず現場の雰囲気に圧倒されましたね。でも(会見が)こういう感じで行なわれているんだっていうことを知れて、すごく楽しかったです。

大野 私も初めての経験で、発表会ってこういう感じで開催されるんだって、楽しかったですね。ただ、いままでテレビの性能にはまったく無頓着だった自分を悔やんでいます。テレビってこういう風に性能が上がっていくんだということを、とても分かりやすく説明していただいたので、次にテレビを買う時は値段だけではなく、いろいろな機能・性能もチェックしてみたいと思います。

――卒業後の進路は?
田村 マスコミやメディア系のお仕事に興味があるので、今日こうして会見に出席できて、とても勉強になりました。

大野 私は、自分がいいなと思ったものを世の中に発信していく立場になりたいので、会見を体験できて、勉強になりましたね。

――お仕事の告知があればお願いします。
田村 毎週金曜の20時から、FRESH LIVEさんで「キャンパスルームの人生まだイージー」という番組を配信しています。現役女子大生によるトーク番組となっています。ぜひ、ご覧ください。

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