ソナス・ファベールから、同社設立35周年を記念したスピーカー「Electa Amator III (エレクタ・アマトールⅢ)」が3月5日に発売される。価格は¥1,3000,000(ペア、税別、専用スタンド付属)。

画像: ▲ソナス・ファベール、創立35周年を記念したスピーカー「Electa Amator III」

▲ソナス・ファベール、創立35周年を記念したスピーカー「Electa Amator III」

 Electa Amator IIIは、1988年に発売した初代「Electa Amator(エレクタ・アマトール)」を彷彿とさせる輪郭や質感といった特徴を継承しながら、新設計のデザインを採用したスピーカー。貴重な素材、職人技術、独創的な発想といった、クラフツマンシップや情熱を存分に盛り込んでリ・デザインされた製品となる。

 キャビネットの木材には、加工が難しいとされる無垢のウォルナット材を使用。また、スピーカー本体底面部にはイタリア北部のカッラーラ産の白大理石を採用するなど、良質な素材を厳選している。

 専用スピーカースタンドの支柱は、黒アルマイト処理を施したアルミニウム製であり、内部には制振材が充填されているほか、スタンドベース部についても、スピーカー本体底面部と同様のカッラーラ産白大理石を使用するなど、贅を尽くした作りとなっている。

 トゥイーターには、新設計となる同社独自技術のDAD (Damped Apex Dome)テクノロジーを採用。これは、ソフトドーム型とリングラジエーターの利点を兼ね備えた近年の同社上位モデルから採用されている、キーとなる技術のひとつだ。

 中/低域を担う180mmのミッド・ウーファーは、本機専用の新設計ユニットを搭載。ダイヤフラムには、セルロース・パルプを自然乾燥させた素材をブレンドしたカスタムメイド品であり、力強く濁りの無い低域再生と広帯域に渡る高解像度を実現しているという。

 なお、クロスオーバー・ネットワークは、最上位モデル“アイーダⅡ”や“オマージュ・トラディション”シリーズと同様の「パラクロス・トポロジー・テクノロジー」を採用。厳選を重ねた高品位パーツのみを使用し、セミバランス構成とした3次ハイパス回路によって、各ドライバー・ユニットの位相を最適化している。

Electa Amator Ⅲの主な仕様
形式:2ウェイ2スピーカー バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット構成:28mmアローポイントDAD シルク・ソフトドーム型トゥイーター、180mmコーン型ミッド・ウーファー
再生周波数帯域:40Hz~35kHz (ステルス・ウルトラフレックス含む)
能率:88dB/W/m
定格インピーダンス:4Ω
クロスオーバ周波数:2,500Hz
寸法:W233×D348×H373mm (本体部)、
   W302×D355×H716mm(専用スタンド)、
   W302×D380×H1089mm(専用スタンド装着時)
質量:14.8kg/本 、専用スタンド装着時26kg/本

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