ティアックから、新開発の薄型ダイレクトドライブモーターとナイフエッジトーンアームを採用したアナログターンテーブル「TN-4D」が、3月中旬に発売される。

画像: アナログターンテーブル「TN-4D」。写真は「ピアノブラック」

アナログターンテーブル「TN-4D」。写真は「ピアノブラック」

画像: 「ウォルナット」仕様もラインナップ

「ウォルナット」仕様もラインナップ

 TN-4Dは、新開発のブラシレスDCモーターを薄型ボディに収めたダイレクトドライブ方式のアナログターンテーブル。このブラシレスDCモーターとフィードバック制御によって、正確でコギングを抑えた滑らかな回転を実現しているという。また、モーターを薄型の設計としたことで、スタイリッシュなデザインも実現している。

 トーンアーム部には、トーンアームブランドのSAECとコラボを行ない、可動部にナイフエッジを用いた新開発品を採用。同時に、ヘッドシェルやカートリッジの付け替えが容易なユニバーサル式を採用しているのも特徴だろう。

 なお、フォノイコライザーも内蔵しており(オペアンプは、新日本無線製のオーディオ用オペアンプ「NJM8080」を採用)、フォノ入力を持たないシステムとの組み合わせでも、直接接続してアナログサウンドを楽しめる。さらに、USBデジタル出力も可能で、アナログレコードの音をパソコン経由でデジタル化することもできる。

画像: 出力はアナログ音声(RCA)とUSBを装備。フォノイコライザーも搭載しているので、フォノイコ機能を持たないオーディオ機器とも直接接続可能だ

出力はアナログ音声(RCA)とUSBを装備。フォノイコライザーも搭載しているので、フォノイコ機能を持たないオーディオ機器とも直接接続可能だ

 カートリッジについては、アメリカのカートリッジブランドSUMIKOの「Oyster」MM型を、あらかじめヘッドシェルに装着済だ。

TN-4Dの主な特長
・ダイレクトドライブ式アナログターンテーブル
・新開発のブラシレスDCモーターで薄型キャビネットを実現
・マイコン制御によるフィードバック回路により水晶精度の速度偏差を実現
・アルミ・ダイカスト製プラッター
・高級トーンアームブランドのSAEC社とのコラボによるナイフエッジトーンアーム搭載
・光沢の美しい多層塗りピアノブラック、または天然ウォルナット材突板仕上げ筐体
・高音質フォノイコライザー内蔵(フォノ/ライン出力切替可能)
・フォノイコライザーのオペアンプ部には音質に定評のある「NJM8080」を採用
・USBデジタル出力でパソコンにレコードを取り込み可能
・EP、LPの再生が可能な45、33-1/3の2スピード対応
・出力端子に酸化に強い金メッキ端子を採用
・アメリカSUMIKO社製、Oysterカートリッジを付属
・衝撃吸収性に優れたインシュレーター
・GND端子装備

TN-4Dの主な仕様
<ターンテーブル部>
駆動方式:ダイレクトドライブ
モーター:ブラシレスDCモーター
回転数:33 1/3回転、45回転
ワウ・フラッター:0.1%
S/N比:67dB以上(A-weighted、20kHz LPF)
寸法:アルミ・ダイキャスト製、直径30cm

<トーンアーム部>
形式:スタティックバランス型S字トーンアーム
実効アーム長:223mm
針圧可変範囲:0g~5.0g
適用カートリッジ質量:4.0g~13.0g、14g~23g (付属ヘッドシェルを含む)

<カートリッジ部>
形式:MM型
出力電圧:4.0mV (1kHz)
針圧:1.5~2.5g (2.3g 標準)
質量:5.3g
付属ヘッドシェル質量:10g(ネジ、ナット、ワイヤー含む)
レコード交換針型番:SUMIKO製 Oyster交換針
アナログ音声出力:RCAピンジャック(フォノ/ライン切替式)
USB出力部:USB B (5V 100mAのUSBバスパワーが必要)
USB出力信号:PCM 8k/11.025k/16k/22.5k/32k/44.1k/48kHz、16bit
消費電力:2W (スタンバイ時0.5W以下)
寸法:W420×H117×D356 mm (突起部含む)
質量:約6.1kg

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