オンキヨー&パイオニアは、Dolby Atmos、DTS:Xのデコード機能を備えたエントリークラスのAVセンター「VSX-834」を発売する。定価¥65,000(税別)で、2月中旬の発売予定だ。

画像: パイオニアから、Dolby AtmosとDTS:Xのバーチャル再生に対応したエントリークラスの薄型AVセンター「VSX-834」が登場。2月中旬に、定価¥65,000で発売予定

 VSX-834は、7chパワーアンプを内蔵した一体型AVセンターで、Dolby Atmos、DTS:Xの5.1.2や、従来の7.1chスピーカーを使ったサラウンド再生が可能。また、最新サラウンド技術である「Dolby Atmos Height Virtualizer」、及び「DTS Virtual:X」にも対応しており、トップスピーカーやサラウンドスピーカーが置けない環境でも、音像を仮想的に創り出し、包み込まれる様な包囲感を再現してくれる。

 アンプ部には同社の上級機で培われた「ダイレクトエナジー」思想を継承した設計が採用されており、パワーアンプ部の伝送経路の短縮化をはじめ、クリーングランド化の徹底、線材のスタイリングまで、高音質化を細部に渡り追求している点も特長だ。

 この他にも、自動セットアップ機能の「MCACC」を搭載済みで、スピーカーサイズや音量レベル、距離、クロスオーバー周波数等を判定し、最適な値に調整してくれる。さらにEQ(イコライザー)補正で各スピーカーの音色を揃えるとともに、「フェイズコントロール」技術により製品内部のローパスフィルターによって生じるサブウーファーの低域の遅れ(位相ズレ)も解消できる。

 接続端子はHDMI入力4系統/出力1系統で、すべて著作権保護技術のHDCP2.2に対応する。その他に4K信号やDolby Visionのパススルー対応、2K信号から4Kへのアップコンバート機能「Super Resolution」も備えている。

「VSX-834」の主なスペック

●定格出力:80W/ch(1kHz、6Ω、1%、1ch駆動時)
●接続端子:HDMI入力4系統、HDMI出力1系統(すべてHDCP2.2対応)、デジタル音声入力2系統(光×1、同軸×1)、アナログ音声入力3系統、USB端子1系統(ストリーミングデバイスなどへの電源供給用)、サブウーファープリアウト2系統、他
●Bluetooth対応コーデック:SBC、AAC
●消費電力:370W(スタンバイ時0.1W)
●寸法/質量:W435×H148×D321mm/8kg

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