パナソニックから、デジタルビデオカメラの「HC-W590M」「HC-WZ590M」が発表された。2月14日の発売で、市場想定価格は6万円前後(税別)だ。なお両モデルは、流通チャンネルによって型番が異なるが、製品の仕様・スペックはまったく同じとなっている。

画像: HC-W590M/WZ590Mは、ブラウン、ホワイト、ピンクの3色を準備している

HC-W590M/WZ590Mは、ブラウン、ホワイト、ピンクの3色を準備している

 スペックとしては、光学50倍/高倍率iAズーム90倍を搭載し、64 Gバイトの内蔵メモリーに2K解像度のハイビジョン映像を保存できる。また、高性能映像処理クリスタルエンジンを搭載しており、更に撮影のアシスト機能も向上させている。

 具体的には、録画ボタンの押し忘れによる撮影の失敗を防ぐため、REC/PAUSEアイコンを画面に大きく表示させるようになった。また、望遠ズーム撮影時などに有効な「手振れロック」機能も搭載した。

 これは、強い手ブレ補正が必要なシーンを自動的に判定して手振れロックを効かせるもので、望遠ズーム時に発生しやすい手ブレを軽減してくれる。さらに、「5軸ハイブリッド手ブレ補正」により、手首の「縦」・「水平」、腕の「左右」・「上下」、歩行時に発生する「回転方向」の5軸で補正することで、大幅に手ブレを低減するという。

 AFについても、高速・高精度で合焦し、被写体の動きに遅れずに追従する「HDハイプレシジョンAF」により、撮りたい被写体を的確にとらえた映像を記録できるはずだ。

 この他に、サブカメラを搭載したことで「ワイプ撮り」にも対応した。さらにスマートフォンで撮影した映像をWi-Fi経由で送信して子画面に表示する「ワイヤレス ワイプ撮り」も可能。最大3台までのスマートフォンと内蔵サブカメラの中から好みの映像を選んで子画面に表示できる。その他に、子画面を2つ表示して同時に残す「子画面ツイン表示」など、多彩な画面設定もできるようになっている。

 録画した画像は、同社製ブルーレイ/DVDレコーダーのディーガシリーズとUSBケーブルでつなぐことで、簡単な取り込み、保存も可能となっている。ディーガの対応モデルは、DMR-UBZ2060/UCZ2060/BRG3060/BCG3060/BRT2060/BCT2060/BRT1060/BCT1060だ。

HC-W590M/HC-WZ590Mの主なスペック
●撮像素子:1/5.8型MOS固体撮像素子(サブカメラは1/5型MOS固体撮像素子)
●動画時有効画素数:220万(手ブレ補正スタンダードモード、傾き補正オフ時)
●F値:F1.8〜F4.2(f=2.06〜103 mm)
●ズーム:光学50倍電動ズーム/デジタル150倍・500倍、iA90倍/iAズームオフ時62倍(手ブレ補正スタンダードモード、傾き補正オフ時)
●モニター:3型ワイド液晶モニター(約46万ドット)
●手ブレ補正:光学式(ハイブリッド手ブレ補正、手振れロック機能、傾き補正)
●記録メディア:内蔵メモリー(64Gバイト)、SDXCメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード
●録画時間:内蔵メモリー最大約27時間30分(HEモード時)
●接続端子:HDMI出力1系統1080p/1080i/480p(ミニHDMI)、USB端子1系統
●寸法/質量:W60×H62×D129mm/309g(バッテリー装着時)

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