エラックの新VELA 400LINEに、フラッグシップモデルの「VELA FS 409」が加わった。今年2月の発売予定で、価格はブラック・ハイグロスとホワイト・ハイグロスが¥980,000(ペア、税別)、ウォルナット・ハイグロスが¥1,050,000(ペア、税別)となっている。

画像: 「VELA FS 409」のホワイト・ハイグロス仕上

「VELA FS 409」のホワイト・ハイグロス仕上

 キャビネットのデザインは昨年11月に発売されたFS407やBS403と同様で、フロントバッフルをスラントさせ、時間軸の整合が図られている。アルミダイキャストの堅牢なベースに本体をマウントし、安定した設置を実現している手法も同じだ(FS 409のベースはラージサイズと呼ばれる大型タイプ)。

 そのFS 409は、高域にJET Vトゥイーター、中域に150mmコーン型ウーファー、低域に180mmコーン型ウーファー×2を搭載した3.5ウェイ4スピーカーシステムだ。

 このうち中域の150mmユニットは、JET Vトゥイーターとの自然なつながりを実現するために、「フラット・スパイダー・ダンパー」「スムーズ・ダンピング・ラバー・サラウンド」という技術を開発、ネオジウムマグネットの磁気回路と組み合わせた新型ドライバーが搭載されている。

 なお、JET Vトゥイーターにはドイツ・キールの本社工場でハンドメイド生産されているベンディング・ウェーブ方式のユニットを、中域と低域用ウーファーには独自のAS-XR(アルミ・サンドウィッチ・クリスタルライン)振動板を採用している点もシリーズで共通となっている。

画像: 独自のJET Vトゥイーターは、他シリーズよりも再生周波数帯域が広くなっている

独自のJET Vトゥイーターは、他シリーズよりも再生周波数帯域が広くなっている

VELA FS 409のスペック
●型式:3.5ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:180mm AS-XRコーン型ウーファー×2、150mm AS-XRコーン型ウーファー、
 JET Vトゥイーター
●クロスオーバー周波数:140Hz、360Hz、2.7kHz
●再生周波帯域:28Hz〜50kHz
●能率:89dB/2.83 V/m
●インピーダンス:4Ω(最低保証)
●寸法/質量:W1307×H276×D332mm/32.1 kg
●カラリング:ブラック・ハイグロス、ホワイト・ハイグロス、ウォルナット・ハイグロス

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