ティアックから、レコード、CD、カセットテープなどを手軽に楽しめる一体型オーディオシステム「LP-R560K」が発売された。市場想定価格¥64,800前後(税別)で、1月下旬の発売予定だ。

画像: LP-R560K

LP-R560K

 LP-R560Kの特長は、CD録音機能を内蔵していることで、アナログレコードやカセットテープの音源を、これひとつでCDに保存できる。録音レベルが異なる場合でも、最適なレベルに調節もできる。また、録音したCDを再生する時に便利な、曲番付け(トラックインクリメント)を自動または手動で行なうことができ、再生時には市販の音楽CD同様、スキップボタンで簡単に次の曲を選べるようになる。

 搭載されたアナログターンテーブルは、LP盤やEP盤(ドーナツ盤)、78回転のSP盤も再生できる3スピード対応となる。またオートリターン機能を搭載しており、レコードの再生が終わると自動的にトーンアームを格納してくれる。ターンテーブル部は、本体内部のサブシャーシにバネを介して取り付けるフローティング構造を採用し、スピーカーからの振動を遮断するハウリング対策も施こされている。

 加えて、LP盤やEP盤、SP盤では、レコードの材質だけでなく溝の深さや角度が異なっているので、それぞれ専用の交換針を使った方が安心だ。それを踏まえて、サファイア針先を使用したLP/EP盤用のSTL-103(3個入り)と、ダイヤモンド針先を使用したSP盤専用のSPL-102(2個入り)をオプションで準備している。

画像: アナログ音声出力/入力も備えているので、本機をレコードプレーヤーとして使ったり、外部からの音源をCDに録音もできる

アナログ音声出力/入力も備えているので、本機をレコードプレーヤーとして使ったり、外部からの音源をCDに録音もできる

 カセットデッキは、ノーマルポジションとハイポジション(クローム)のテープが再生可能。こちらは再生専用なので、誤って大切なテープに上書き録音することもないだろう。この他にAM/FMチューナーも内蔵する。しかもワイドFM対応なので、AMラジオの番組をクリアーなFM波で楽しめるわけだ。また、よく聴く放送局をAM/FM各9局まで登録可能となっている。

 音楽再生機能については、3.5W×2のステレオアンプとバスレフ型スピーカーをビルトイン。レコードやカセットテープを再生する音楽鑑賞にもふさわしい高音質設計を目指している。

 音楽鑑賞以外の機能としては、マイクをつないでCDやレコード、カセットから曲を再生しながらカラオケを楽しむことができるようになっている(ボイスキャンセル機能により、カラオケ専用の音源でなくても通常の曲を使ってカラオケを楽しめる)。ミキシングボリュウムでマイクの音量と曲の音量のバランスを調整できるほか、2段階のエコー機能や、プラスマイナス約1オクターブのキーコントロールが可能という。

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