フランス、パリに本社を構えるオーディオブランド、DEVIALET(デビアレ)は、本日新製品発表会を開催した。発表されたのはワイヤレススピーカーの「PHANTOM REACOTR」で、最大出力の違いで以下の2モデルをラインナップしている。

画像: 超高級パワーアンプのクォリティを受け継いだ、ワイヤレススピーカー、デビアレ「PHANTOM REACOTR」が日本デビュー。“世界最高の音楽体験を多くの人々に身近なサウンドデバイスで提供”

PHANTOM REACTOR 600 ¥159,000(税別)
PHANTOM REACTOR 900 ¥199,000(税別)

 デビアレは、薄型のスタイリッシュなパワーアンプ等を販売しているブランドで、数年間まで日本でも高級オーディオ機器として販売されていたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれない。

 その後日本法人としてDevialet Japanが設立され、今年の夏頃から改めて販売がスタートした。その際に発売されたのがワイヤレススピーカーのPHANTOM PREMIERシリーズだった。

 PHANTOM PREMIERシリーズは繭のような形をしたアクティブスピーカーで、正面に中・高域を再生する同軸ユニットをひとつ、その両サイドに低域用のウーファーを2基搭載した製品だ。こちらも出力違いで4モデルがラインナップされており、国内では二子玉川の蔦屋家電、新宿の伊勢丹本館5Fなどの限定店で展示、販売されている(トップモデルで、日本で一番人気のGOLD PHANTOM OPERAが定価¥449,000、税別)。

 そのデザインとサウンドが評判となり、PHANTOM PREMIERはライフスタイルにこだわりを持つ音楽愛好家を中心にファンを増やしているそうだ。しかし中にはもう少しお手頃な価格帯の製品が欲しいという声もあったという。その要望に応えて誕生したのがPHANTOM REACTORシリーズというわけだ。

画像: 左がPHANTOM PREMIERで、右がPAHNTOM REACTOR

左がPHANTOM PREMIERで、右がPAHNTOM REACTOR

 PHANTOM REACTORはW157×H168×D219mmというサイズで、重さは4.3kg。これはPHAMTOM PREMIERの約4分の1というコンパクトさとなる。

 これだけの小型化を実現しながら、メインとなる回路や機能面はすべてPHANTOM PREMIERを踏襲しており、音質面での妥協は一切ない。具体的にはデビアレの独自技術となる「ADH(アナログ・デジタル・ハイブリッド)」や「SAM(スピーカー・アクティブ・マッチング)」「ACE(アクティブ・コスフェリカル・エンジン)」といった技術はすべて搭載、アクティブスピーカーとして同社の考える最高の音を目指している。

 ただし、それらすべてを小さな筐体に収めるのはかなりたいへんだったそうだ。特に「ADH」については、もともとの機能を省略することなくチップに収めるなどの工夫が凝らされている。その他の部品も小型化された結果、製品の組み立てが難しくなり、PHANTOM REACTORのために新しい工場を作ったというから驚く。

 ちなみにPHAMTOM REACOTRでは、中・高域用のユニットがPHANTOM PREMIERの同軸型から、通常のフルレンジ型に変更されている。この点も省スペースに貢献しているそうだ。

 PHANTOM REACTORはモノーラルのアクティブスピーカーで、入力されたステレオ信号を内部のDSPでモノーラルに変換(スマートミックスと呼んでいた)、中・高域用ユニット+ダブルウーファーを使って1.1chとして再生している。なお、PHANTOM REACTORを2台使ったステレオ再生にも対応予定で、こちらは来年前半のソフトウェアアップデートで対応予定とのこと。

画像: 接続端子は本体背面下部に搭載。上段左がEthernetで、右が光デジタルとアナログの兼用端子

接続端子は本体背面下部に搭載。上段左がEthernetで、右が光デジタルとアナログの兼用端子

 音楽再生用としては、ワイヤレスと有線接続の両方が可能だ。まずワイヤレスは無線LANとBluetooth、Spotify Connect、AirPlay、UPnPに対応。ストリーミングサービスとしてはSpotify、Qobuz、DEEZER、TIDALが楽しめる。

 有線接続はEthernetと光デジタル/アナログ入力(端子は兼用)に対応しており、Ethernetと光デジタルからは96kHz/24ビットのハイレゾ音声も再生できる(リニアPCMのみ)。なお、日本語対応の専用アプリも提供され、本体設定やリモートコントロールの操作ができるそうだ。

 Devialet Japanの事業開発マネージャー、ルカ・フェネック氏は、「われわれが目指しているのは、世界最高の音楽体験を多くの人々に身近なサウンドデバイスで提供することです。そのためにデビアレのハイエンドアンプのクォリティをキープしつつ、小型モデルに埋め込みました」とPHANTOM REACTORの完成度に自信をのぞかせた。

 実際に発表会場でもスマホからの音楽ファイルをPHANTOM REACTORで再生していたが、低域感のある、迫力充分のサウンドを聴かせてくれた。20畳ほどの空間なのに、PHANTOM REACTORだけで鳴らしているとは思えないほど音が満ちている。モノーラルながら音がこぢんまりした印象もなく、これならリビングでの音楽鑑賞も楽しめることだろう。

画像: Devialet General Manager APAC ジュリアン・ベルジェル氏

Devialet General Manager APAC ジュリアン・ベルジェル氏

画像: Deviate Japan 事業開発マネージャー ルカ・フェネック氏

Deviate Japan 事業開発マネージャー ルカ・フェネック氏

 PHANTOM REACTORは二子玉川・蔦屋家電、新宿・伊勢丹に続き、代官山T-SITEやTSUTAYA TOKYO ROPPONGIでも順次展示を行っていく予定だという。なお二子玉川では、22日(木)〜25日(日)までE-Room Shop-in-Shopでの展示も行なわれている。

 またデビアレのハイエンドパワーアンプについても、秋葉原のダイナミックオーディオでの取り扱いが始まっている。こちらはEXPERTシリーズを6モデル準備しているそうだ。

PHANTOM REACTORの主なスペック
●型式:ワイヤレス・アクティブスピーカー
●使用ユニット:アルミニウム振動板フルレンジ、アルミニウム振動板ウーファー×2
●再生周波数帯域:18Hz〜21kHz
●出力音圧レベル:95dB SPL/m(PHANTOM REACTOR 600)、98dB SPL/m(PHANTOM REACTOR 900)
●内蔵アンプ出力:600W(PHANTOM REACTOR 600)、900W(PHANTOM REACTOR 900)
●接続端子:Ethernet、3.5mm光デジタル/アナログ入力(兼用)
●無線対応:Airplay、UPnP Renderer、Bluetooth、Spotify Connect
●Bluetoothコーデック:AAC、SBC

画像: PHANTOMシリーズのラインナップ

PHANTOMシリーズのラインナップ

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