自然なノイズキャンセルを実現するノイキャンヘッドホン「Venue」も登場

 Skullcandy(スカルキャンディー)から、Bluetoothヘッドホンの新製品「Crusher 360」と「Venue」が11月2日に発売される。価格はCrusher 360が¥33,800(税別)、Venueは¥19,800(税別)となる。なお、Crusher 360は限定生産で、世界で19,000台、日本への割り当ては2,500台となる。

 Crusher 360は、低音を聴くのではなく体感させる同社オリジナル技術となる「センサリーベース」を搭載。左右独立型のサブウーファー「Stereo Haptic Bass」を改良し、低音域の再生周波数特性を20Hz~100Hzへと拡張(従来モデルは45Hz~75Hz)することで、低域の体感力をより向上させているのが特徴。それを支えるのは、日本では4Kテレビのスピーカーユニットに使われて話題を集めた磁性流体だ。同素材の特性を利用し、より強力な低音の再生に活かしているという。

画像: Crusherシリーズの最上位モデル「Crusher 360」。日本での販売は2500台限定だ。ハウジングやヘッドバンドは、さすが最上位モデルという作り込み。金属の質感も高く所有する喜びを強くしてくれそうだ。サウンドも、最上位モデルに相応しくレンジが広く、特に高域部分はクリアに再生してくれる。低域の量感も充分

Crusherシリーズの最上位モデル「Crusher 360」。日本での販売は2500台限定だ。ハウジングやヘッドバンドは、さすが最上位モデルという作り込み。金属の質感も高く所有する喜びを強くしてくれそうだ。サウンドも、最上位モデルに相応しくレンジが広く、特に高域部分はクリアに再生してくれる。低域の量感も充分

 搭載するドライバーは40mm径のダイナミック型で、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。対応コーデックはSBCとaptXの2種類となる。

 内蔵バッテリーの駆動時間は最長約29時間で、10分の充電で約3時間使える急速充電にも対応する。なお、有線ケーブルも付属しており、バッテリー切れ、あるいはワイヤレス機能を使えない場所では、有線接続によるリスニングにも対応する(プレーヤー側のプラグは3.5mmステレオミニ)。

 一方、Venueはノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホンの新シリーズ。ハウジングの外面のバッテンマークの部分にマイクを内蔵しており、周囲のノイズを的確に打ち消してくれるという。その際、ノイズをキャンセルする周波数については、エンジニアが綿密にチューニングを行なうことで、違和感の少ないノイズキャンセルを実現したそうだ。他社と同様に、外音を取り込む機能も装備している。

画像: ノイズキャンセル機能を搭載した「Venue」。「Crusher 360」と比べるとユニットの違いもあって量感は少し控えめになるが、ボーカル帯域の再現性はよいので、ボーカルメインの楽曲が好みのユーザーには好適だろう。ノイズキャンセルは、ノイズキャンセル機器にありがちな吸い込まれる感じはなく、自然な雰囲気で周囲のノイズを低減してくれる

ノイズキャンセル機能を搭載した「Venue」。「Crusher 360」と比べるとユニットの違いもあって量感は少し控えめになるが、ボーカル帯域の再現性はよいので、ボーカルメインの楽曲が好みのユーザーには好適だろう。ノイズキャンセルは、ノイズキャンセル機器にありがちな吸い込まれる感じはなく、自然な雰囲気で周囲のノイズを低減してくれる

 搭載ドライバーはCrusher 360と同じ40mm径で、再生周波数帯域も同様(20Hz~20kHz)。ただし、対応コーデックはSBCのみとなる。なお、有線接続も可能で、専用ケーブルが同梱されている(プレーヤー側のプラグは3.5mmステレオミニ)。内蔵バッテリーの駆動時間は最長約24時間で、10分の充電で約5時間使える急速充電機能も備える。

 なお、Venueで面白い機能として、ヘッドホン(オーディオ機器)では初となる「Tile」に対応したことが挙げられる。これはいわゆるスマートトラッカーで、スマホからヘッドホンの位置を探すことができるものだ。スマホに専用アプリをインストールし、本機をBluetooth接続しておけば、スマホからの指示でヘッドホンを鳴らして位置を把握したり、あるいはBluetooth接続圏外――ヘッドホンを落とす、置き忘れるなど――になった場合、アプリの地図上で最後に接続していた位置が表示されるので、万が一の場合にも、製品の発見に役立つことだろう。

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