ペアで100万円以上200万円未満のハイエンドスピーカーを扱うこの部門では、昨年日本デビューでいきなりベストワンに輝いたエステロンの「YB system」が今回もその座を譲らなかった。第2位は同点で3モデルが並ぶ大混戦。中でも前回の第5位からランクを上げたダイヤトーンの「DS-4NB70」には注目だろう

 

第1位:エステロン YB

¥1,900,000(ペア、マットブラック)+税
※写真はグロスホワイト仕様で¥2,100,000(ペア)+税

画像: 第1位:エステロン YB

 前回(冬のベストバイ)から引き続いての第1位は大いに納得の、クールビューティーを絵に描いたような傑作スピーカーシステム。筆者が愛用のYGアコースティック製スピーカーとコンセプトを同じくする本機では、大理石パウダー混入の複合素材を鋳造した強靭な密閉型エンクロージャーに、90Hz以下用22cm口径サブウーファーを下端に、ベリリウムドームトゥイーターと15cmミッドレンジを上方に配置。全帯域がシームレスにつながったワイドレンジ感が見事だ。中域の張り出しを抑えたフラットレスポンスは、超低域の暗騒音から超高域のオーバートーンの漂いまで完璧に伝える。サイズを超えた低域の伸びと質感の素晴らしさ、空間再現性に脱帽。(和田)

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第2位:ダイヤトーン DS-4NB70

¥1,200,000(ペア)+税

画像: 第2位:ダイヤトーン DS-4NB70

 ウーファー、トゥイーターともに「NCV-R」と呼ぶカーボン・ナノチューブの新素材を使い、ダイヤトーンの復活を印象づけるスピーカーだ。定位感に優れていることが特徴で、カラレーションがきわめて少なく、スピード感のあるサウンドを聴くことができる。スタイリングも含め、新世代機らしい表現力を備えたスピーカーである。(潮)

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第2位:ピエガ Coax 511

¥1,450,000(ペア)+税

画像: 第2位:ピエガ Coax 511

 アルミ製エンクロージャーを生かした優雅なデザインで知られるピエガの高級ライン、Coaxシリーズのフロアー型モデル。同軸リボン「C111」と、2基のウーファーによる3ウェイ構成(+2基のパッシブラジエーター)で、雄大かつ、おおらかな空間を目の前に描き上げる。大音量、小音量に関わらず、音像が明確で、フォーカスがぶれないのがいい。(藤原)

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第2位:モニターオーディオ PL300 II

¥1,600,000(ペア)+税

画像: 第2位:モニターオーディオ PL300 II

 HiVi視聴室のフロントL/R再生用として、着々と信頼感を高めてきたリファレンスシステム。4Ω仕様だし、トゥイーターがけっこう使い方の難しいプリーツ振動板型なので、当初はどうかなと思った。でも徐々にこなれ、時に惚れぼれするほどスムーズに洗練された美音を聴かせるようになった。現代を代表する英国トーンか。(高津)

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第5位:ヤマハ NS-5000

¥1,500,000(ペア)+税 (スタンド別売)

画像1: 第5位:ヤマハ NS-5000

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画像2: 第5位:ヤマハ NS-5000

 

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