今年で生誕110年を迎えた世界的なマエストロ、ヘルベルト・フォン・カラヤンが生前に収録したコンサートを、ドルビー・アトモスの立体音響で楽しめる、『カラヤン・シネマ・クラシックス』がついに日本でも劇場公開される。

 オーストリア、ドイツ、スイスではすでに公開され、音楽ファンを魅了しているこのシリーズは、ドルビー・アトモスでリミックスされたことで、観客は映画館にいながらにして、カラヤンの音楽に全身全霊で浸ることができる画期的なイベント上映だ。

 今回劇場公開される『カラヤン・シネマ・クラシックス』のファーストシーズン(2018-2019)は5本のコンサートから成り、いずれも生前のカラヤンが自ら設立した映像制作会社テレモンディアル社により、収録・制作されている。今回は同社が保有するオリジナルテープをドルビー・アトモスにリマスターし、“完全なる音楽鑑賞形態”と言える状態での映画館上映を実現したという。

 それぞれの上映内容と、公開劇場は以下の通り。

『カラヤン・シネマ・クラシックス』シーズン2018〜2019

第一弾『伝説』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:R・シュトラウス アルプス交響曲(1983年収録 ベルリン)
ベートーヴェン 交響曲第5番 運命(1982年収録 ベルリン)
演奏時間:約88分公開日:2018/11/16(金)〜11/18(日)

第二弾『新年』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:ジルベスター・コンサート1983年(1983年収録 ベルリン)
 ロッシーニ『ウィリアム・テル』序曲
 スメタナ 交響詩『モルダウ』
 シベリウス 悲しきワルツ
 ヨゼフ・シュトラウス ワルツ『うわごと』
 J.シュトラウスII世 『ジプシー男爵』序曲
ムソルグスキー/ラヴェル編曲 組曲『展覧会の絵』(1986年収録 ベルリン)
演奏時間:約90分
公開日:2019/1/4(金)〜1/6(日)

第三弾『荘厳なミサ』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:ベートーヴェン ミサ・ソレムニス(1985年収録 ベルリン)
演奏時間:約85分
公開日:2019/1/25(金)〜1/27(日)

第四弾『感情の波』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:ブルックナー 交響曲第9番(1983年収録 ベルリン)
ドビッシー 交響詩「海」「牧神の午後への前奏曲」(1985年収録 ベルリン)
ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲(1985年収録 ベルリン)
演奏時間:約116分
公開日:2019/2/22(金)〜2/24(日)

第五弾『人生の旋律』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:ブラームス 交響曲第2番(1986年収録 ベルリン)
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴(1984年収録ウィーン)
演奏時間:約92分
公開日: 2019/4/5(金)〜4/7(日)
※すべての作品は カラー/スタンダード/ドルビー・アトモスで上映

公開劇場

東京:TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋
千葉:TOHOシネマズららぽーと船橋
愛知:ミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ赤池
大阪:TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズくずはモール
料金:一般¥3,600、学生¥3,300
※各上映日の2日前より劇場オンラインと劇場窓口にて販売

画像: 公開劇場

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