USB HDDと組み合わせれば4K放送の録画も楽しめる

 アイ・オー・データ機器から、今年12月1日からスタートする新4K8K衛星放送用チューナー「HVT-4KBC」が11月末に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥32,800前後。

画像: ▲アイ・オー・データの新4K8K放送用のSTB「HVT-4KBC」。試作機は、現在幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN2018のA-PABブースで展示中

▲アイ・オー・データの新4K8K放送用のSTB「HVT-4KBC」。試作機は、現在幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN2018のA-PABブースで展示中

 HVT-4KBCには、新4K8K衛星放送用のチューナーが1基搭載されており、4K/HDR対応テレビとHDMI接続することで、4K/60p&HDRの高精細・高輝度な映像が楽しめる単体チューナー(STB)。愛称はREC-ON(レックオン)だ。

 寸法はW220×H35×D150mm/約600gと、B5サイズを少し小さくした程度なので、テレビ周りにもスッと置ける省スペースの設計。アンテナ端子は、入力・出力の2系統を搭載しているので、テレビやレコーダーの配線の間に挟み込むこともできる。

画像: ▲「HVT-4KBC」のリア。アンテナ端子は入出力の2系統を装備する

▲「HVT-4KBC」のリア。アンテナ端子は入出力の2系統を装備する

 番組表はGガイド情報を使ったグリッド式で、視認性も高くなっている。キーワードによる人名検索も可能だ。別途USB HDDを接続すれば、4K放送の録画も楽しめる。録画モードはDRのみだが、追いかけ再生や早送り、早戻し、10秒戻し、30秒スキップなどもOK。ただし早見には非対応。4TBのHDDで、約256時間の録画が行なえる。

画像: ▲「HVT-4KBC」のメニュー画面

▲「HVT-4KBC」のメニュー画面

 なお、HDMI端子からの映像の出力は4K/60p・HDRのほか、2Kダウンコン出力、SDR変換出力、PCM変換出力(ステレオ)にも対応。HDCP2.2に準拠していない機器(モニターなど)でも、番組が楽しめる(2K・SDRにダウンコン)。

 また、HLG映像をHDR10に変換して出力する機能もあるが、これは組み合わせるテレビ/モニターがアイ・オー製の場合のみ働くものとなっている。その他、出力設定の中には「プロジェクターモード」という項目もあり、こちらは名称の通りプロジェクターとの接続を想定した絵づくりがされているそう(色味が濃くなり、若干黒が締まる)。

画像: ▲「HVT-4KBC」は、2K/SDRのダウンコン出力が可能。「プロジェクターモード」も搭載する

▲「HVT-4KBC」は、2K/SDRのダウンコン出力が可能。「プロジェクターモード」も搭載する

 現時点で、HVT-4KBCと組み合わせ可能な(動作検証済)HDD、および液晶モニター(HDR入力対応のみ表記)は下記の通り。
・AVHD-URSQシリーズ
・AVHD-AUTBシリーズ
・AVHD-UTBシリーズ
・AVHD-UTシリーズ
・HDCZ-URSQシリーズ
・HDCZ- UTLシリーズ

・LCD-M4K552XDB
・LCD-M4K271XDB

画像: USB HDDと組み合わせれば4K放送の録画も楽しめる

アイ・オー最大サイズとなる65型の4K/HDR対応液晶モニター誕生

 先月の東京ゲームショウの同社ブースにも展示されていた65型の4K液晶モニター「LCD-M4K651XDB」の発売時期と価格がアナウンスされた。発売は今冬、想定市場価格は¥198,000前後、とのことだ。

画像: 65型の4K液晶モニター「LCD-M4K651XDB」

65型の4K液晶モニター「LCD-M4K651XDB」

 LCD-M4K651XDBはサイネージにも使える液晶モニターで、65型という画面サイズは、アイ・オー初になるという。

画像: アイ・オー最大サイズとなる65型の4K/HDR対応液晶モニター誕生

 HDMI端子はHDCP2.2に準拠しているのに加え、HDR映像の入力にも対応しているので、新4K放送の映像(番組)やUHD Blu-rayのコンテンツも楽しめる。

 なお、サイネージ用途に便利な、電源のオン/オフ時間設定できるタイマー機能も装備している。

画像: サイネージ用途に便利なタイマー機能を搭載する

サイネージ用途に便利なタイマー機能を搭載する

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