主要パーツは上位モデル同等で、画面サイズを4.1インチに

 Astell&Kern(アステル&ケルン)から、同社デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の最上位モデル「A&ultima SP1000」の弟モデルとなる「A&ultima SP1000M」が発表された。グローバルプライスは米ドルで$2,399(9/7現在のレートで、¥267,000前後)が予定されているが、日本国内での発売日、価格は未定。

画像: Astell&Kernのオーディオプレーヤー「A&ultima SP1000M」。カラーリングはブルーのみという。背面はカーボン模様となるそうだが、写真は試作品で変更になる可能性もあるという

Astell&Kernのオーディオプレーヤー「A&ultima SP1000M」。カラーリングはブルーのみという。背面はカーボン模様となるそうだが、写真は試作品で変更になる可能性もあるという

 A&ultima SP1000M(以下、SP1000M)は、A&ultima SP1000のサウンドクォリティを保ちながら、小型化を果たした製品。携帯プレーヤーとしてのポータビリティと、より購入しやすい価格を実現した。型番末尾に付く「M」には、ミニ、モビリティ、マキシマムなどの意味が込められているという。

画像: SP1000(右)と比べると、半周りほど小型化されている

SP1000(右)と比べると、半周りほど小型化されている

画像: 主要パーツは上位モデル同等で、画面サイズを4.1インチに

 主な変更点は、画面サイズとボディの材質となる。画面サイズについては、SP1000の5インチから4.1インチへ、材質はステンレス/純銅からアルミニウムへとスイッチされているが、音質に大きな影響を及ぼす内部の主要パーツ――Octa Core CPU、VCVOクロック、DACチップ「AK4497EQ」のデュアル搭載など――については、SP1000を継承している。

 対応サンプリング周波数が、PCMは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzというのも、SP1000同様だ。

 ヘッドホン端子はSP1000同様に3.5mmステレオミニ、2.5mmバランスを搭載。両端子とも、幅広いイヤホン/ヘッドホンに対応するために出力レベルが強化されているのがポイントだ。充電&データ転送用端子はUSB-タイプC、マイクロSDカードスロットにも対応する(SP1000のSIMカードタイプのスロットから差し込み式に変更されている)。内蔵メモリーは128GBで、連続再生時間は10時間となる。

画像: マイクロSDカードスロットは下面に移動。カバーのないタイプだ

マイクロSDカードスロットは下面に移動。カバーのないタイプだ

 寸法/質量はW67.9×H117×D16.9mm/203g。
(SP1000は、W75.8×H132×D16.2mm/386g・ステンレス)

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