昨年12月より特別限定版SACDシリーズとしてリリースがスタートした、ワーグナーの舞台祝典劇「ニーベルングの指環」がいよいよ最終章を迎えます。この4枚組、豪華Wジャケット+詳説70ページ超ブックレットという究極のパッケージソフトの予約は、ただいま全国の有名オーディオショップ、およびステレオサウンドストアで承っています。

発売日:2018年10月5日(金)価格:22,680円(税込)

■品番: SSHRS-025~028
■JANコード:4571177051349
■ディスク形態:4枚組SACD(2ch)シングルレイヤー ※1
■音匠レーベルコート仕様
■LPサイズ特殊パッケージ仕様ジャケット
■歌詞・対訳・解説付きブックレット(全72ページ)付属
■レーベル:英DECCA
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ステレオサウンド独占販売品
■完全限定生産盤(限定数終了後の再プレスはありません)
※本商品はSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生できません。

●ジョン・カルショーの情熱が創り上げた「舞台では実現不可能な理想のオペラ上演」のフィナーレ

英国デッカ・レコードが、ショルティ指揮するウィーンフィル、そして選び抜かれたワーグナー歌手らとともに、1958年~1965年にかけて行なった、「リング」のステレオ全曲録音プロジェクト。演奏者に直接触れられそうなほどの生々しさ、豊かな空間ハーモニー、それらがもたらす最高度の臨場感をお届けするため、本商品はアナログ・マスターテープの音声をほぼ無加工でデジタル化しました。そのため、原則として、超低域のカットはおろか、音を聴きやすくするためのイコライジングやマスターテープに起因するノイズカットおよびドロップアウト等の補正処理を行なっていません。こうした制作ポリシーを徹底して貫くことで、これまでは限られた制作関係者のみが聴くことが可能だったマスターテープの音をシングルレイヤーのSACDという大きな器に移し替えることに成功しました。

本シリーズで採用したマスターは、ユニバーサルミュージックによってテープ保管庫から発掘された緊急用のセイフティ・アナログ・マスターテープです。これは1970年代に英国デッカから当時の輸入元であったキングレコードに提供されたもので、文字通りLPレコード・プレス用のメタルマスターに不備があった場合に備えての緊急用として、1/4幅のオリジナル・アナログ・マスターテープから一対一のダビングによってつくられたものでした。ただ、緊急用ということもあり、今日ではその行方は記録に残されておらず、幻とも呼ばれる存在となっていました。それが、日本のユニバーサルミュージックの執念とも呼べる調査の末、ついに発見されて、デッカ本国からSACD化に対しての正式許諾を得ることができたのです。

手塩にかけてきたあなたのオーディオで《神々のたそがれ》をご堪能ください

「ニーベルングの指環」は楽劇です。そのため、真にこの作品を楽しむには、物語の舞台設定やストーリーの概略をある程度前もって理解する必要があります。本シリーズでは、豊富な写真、イラスト、録音データ、マスタリング工程など、集められた豊富な資料を完全収録した、70ページを超える大判(30cmLPサイズ)のブックレットを独自に制作し同梱。そこには、歌詞・対訳、ジョン・カルショーによる初レコーディングについての序文、さらには渡辺護氏による詳細な楽曲解説(LPからの転載)、加えて小林利之氏と長谷川勝英氏による演奏者紹介等も細大漏らさず掲載しています。愛用のオーディオ装置の前で、このブックレットを広げながら、本作《神々のたそがれ》をご鑑賞いただく。これこそ、真に大人のオーディオ時間と呼ぶにふさわしいひと時と言えるでしょう。

なお、本盤は追加プレスのない完全限定生産品です。すでに序夜「ラインの黄金」は完売となっています。ご希望のステレオサウンド読者様には、今すぐのご予約をおすすめいたします。

リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
ニーベルングの指環 序夜と3日間のための舞台祝典劇
第3日 楽劇《神々のたそがれ》
初演:1876年8月17日 バイロイト祝祭劇場
ウィーン国立歌劇場合唱団
合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1964年5月20~27日、6月1日、2日、10月27~31日、11月3-5、17-20、22-24日 ウィーン、ゾフィエンザール

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